尾木ママの共感 子育てアドバイス―あせらない叱らない抱え込まない

尾木 直樹【著】

中央法規出版（2011/12発売）

• サイズ B6判／ページ数 188p／高さ 19cm
• 商品コード 9784805836002
• NDC分類 379.9
• Cコード C0077

内容説明

「反抗的で…」「勉強しません…」「いじめられているかも…」ｅｔｃ．２７の質問に尾木ママが愛をこめてアドバイス。全国のママ・パパから寄せられた子育ての悩みに答えるインターネットライブを書籍化。子どもの気持ちに寄り添うコツ。

目次

保育園に通う娘は、大人をあしらうようなウソをいいます。
読書感想文がなかなかうまく書けません。
娘がボーイフレンドの家から帰って来ません。
近所の小学生に嫌がらせを受けているので、学区変更をしたいのです。
息子のこだわりの強さに、クタクタです。
友達にしつこくする息子に、どう対応すればよいでしょうか。
友達とのトラブルが絶えないやんちゃな息子に悩んでいます。
マイペースでやる気がないと見られている息子に悩んでいます。下の子が生まれてから不安定になっている娘に悩んでいます。
浪人中の娘が、朝帰りをするなど生活態度が乱れて勉強に身が入りません。〔ほか〕

著者等紹介

尾木直樹［オギナオキ］
教育評論家、法政大学キャリアデザイン学部教授、早稲田大学大学院教育学研究科客員教授、臨床教育研究所「虹」所長。１９４７年、滋賀県生まれ。早稲田大学卒業後、私立海城高校、公立中学校などの教育現場で２２年間に渡りユニークで創造的な教育実践を展開。現在も教壇に立つかたわら、子どもと教育、いじめ問題、メディア問題を中心に調査・研究、講演活動、メディア出演、執筆など幅広く活躍。フジテレビ「ホンマでっか！？ＴＶ」などのバラエティ番組や、ＴＢＳ「ひるおび！」、文化放送「夕やけ寺ちゃん活動中」にレギュラー出演中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[鈴]

初めて尾木ママの本を読んだが、すごく温かくて、子供にだけでなく相談者のお父さんお母さんにも、頭ごなしに否定するんじゃなく、褒めながらアドバイスをしているので、自分にも当てはまる相談内容には、思わず涙が出てきた。育児の悩みは幼児期から中学高校、成人になっても終わらないのだなぁ。

2014/02/02

[はる]

まさにいやいや期真っ只中の2歳半を育児する身としては、とにかく穏やかに、子供の目線に立って生活することが大事よね。思春期の例もたくさん上がっているので、あと10年後くらいにも見返した方がいいかも。尾木ママの優しい言い方にこころ楽にして読める…。

2023/07/05

[みぇい]

尾木ママの文章は温かくて癒される。今、娘がイヤイヤ期で対応に悩んでいた時だったので、勉強になりました。

2014/03/27

[しげ]

相手の気持ちを想像しようと歩み寄ることは、コミュニケーションをとる上で、とても大事なことだと感じました。大事な人にこそ、そうやってコミュニケーションを取る姿勢を忘れずにいたいです。子どもが携帯電話やインターネットでのトラブルに巻き込まれないためにも、親がきちんとルールを作り、守れなければ携帯電話を取り上げるなど「親があえて悪者になって子どもを守ろう」という提言には、とても納得しました。

2013/10/17

[nokonokoi]

共感て、こうするんだなと。尾木先生の回答も共感から始まっていてあたたかい。子育てって、簡単じゃないけど、みんな悩んで育ててる。子どもの立場にたってみて、発達を見据えて、頑張りすぎずにやっていこうと思った。

2015/01/30