身体知と言語―対人援助技術を鍛える

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身体知と言語―対人援助技術を鍛える

  • 奥川 幸子【著】
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  • サイズ A5判/ページ数 670p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784805828564
  • NDC分類 146.3
  • Cコード C3036

内容説明

『未知との遭遇』から10年、新たな奥川ワールドの扉が開く!援助者とクライアントの間では、何が起こっているのか。クライアンとを「理解する」とはどういうことなのか。臨床実践家はどのような過程を経て熟成していくのか。30有余年の実践のなかで培われた「暗黙の知」を細密な「ことば」で描き出す。

目次

序 「相互交流」を基盤として実践される対人援助
第1部 対人援助の構図―相談者と援助者が置かれている状況の理解(援助者が置かれている状況の全体像を概観する;クライアントが生きている世界に添った理解のために;援助者である自分と自分が置かれている状況を把握し、理解できていること;相互交流のしくみを理解するために)
第2部 身体化のための実際的な枠組み―図2「臨床実践家が身体にたたきこまなければならない枠組みと組み立て」(図2の提示と読み取り方および全体像;図2を構成している各枠組みの概要;図3「ケアを必要としているクライアントに対するアセスメントの視点」)
第3部 臨床実践家としての熟成(臨床実践家としての私は、何を熟成させていくか;臨床実践家の身体化の過程と経験;臨床実践家の熟成過程;臨床実践事例を自己検証するための一方法)

著者等紹介

奥川幸子[オクガワサチコ]
対人援助職トレーナー・フリーランス。1972年3月東京学芸大学聾教育科卒業。同年4月より東京都養育院附属病院(現・東京都老人医療センター)で24年間、老人医療の場で医療ソーシャルワーカーとして勤務。金沢大学医療技術短期大学部および立教大学社会学部非常勤講師として教鞭もとる。また、作家の遠藤周作氏が提唱した「病院ボランティア―患者の話を聴く―」の組織化を手伝い、研修を担当。現在はメンバーが自主的に会を運営し、さまざまな病院でのボランティア活動を行なっている。「遠藤ボランティアグループ」顧問。1984年からグループスーパーヴィジョンを始め、毎月1回「奥川グループスーパーヴィジョン」として仲間同士が互いに支えあい高めあうグループに発展した。同時期より時間が許す範囲で、個人スーパーヴィジョンも引き受けてきた。1997年より、さまざまな対人援助職に対するスーパーヴィジョン(個人とグループ対象)と研修会の講師(講義と演習)を中心に活動中。1994年より現在まで「弁護力強化病院連絡協議会(現・日本療養病床協会)ソーシャルワーカー部会顧問」。他に国際医療福祉大学大学院乃木坂スクール講師、日本社会事業大学専門職大学院および学習院大学社会学部非常勤講師、小平市及び東大和市ケアプラン指導員など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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4
分厚さにびびったけど読んで良かった。専門性とは言ってもセンスや才能がものを言う世界じゃないかと思ってたので、ここまで理論的に整理されるとやっぱり専門家だ!と。身体に叩き込む、自動的に職業的な私のスイッチを入れる…まさに訓練。言葉の壁が高く聳え立つのは変わらないけれど職業としての見通しが立ちました。人のことはわからない、自分のこともわかってくれる人はいない、だけどわたしは人のことを理解しようとしたいし、人のなかで生きていくのだ、という職業上というより個人的な生き方の信条をも強化してもらったような気がします。2016/10/30

saiikitogohu

3
「クライアントにとっておおいに役立ったはずの情報も、彼らのニーズに添い、彼らが理解できるような〈かたち〉で提供されなければ、支援にならないのです。または、自己像、セルフイメージの高いクライアントであれば、疾病や諸々の社会的問題が重複して発生したために彼らの自己評価に陰りが生じて不安になっているところへ、そこへの手当もなしに一方的に専門職側への意向を伝えられると抵抗を示しがちです…援助者側の働きかけはクライアントの主体性に訴えるものでなければ、クライアントは自分の人生をご自分の足で踏み出しません」52020/04/30

あさこ

1
難しかった!ソーシャルワーカー等専門職の方むけ。職人さんのエピソードは面白かったです。2009/06/09

オラフシンドローム

0
★★★★★ これからも、何度も読み返さなくてはならない本だろう。 7年越しで、ようやく読んだ。 対人援助は芸事で、言語化出来て初めて職場の魔法使いから脱することが出来る。 身に染みる。 私にはまだまだ幽体離脱と自信を持った言語化が足りない。2023/10/22

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