内容説明
ソーシャルワーカーの実践の指針を示す倫理綱領についてのハンドブック。日本ソーシャルワーカー協会は、会員であるソーシャルワーカーが実践上で固く守るべき行動の指針を「ソーシャルワーカーの倫理綱領」として定めていて、協会の会員となるのには、この倫理綱領を守ることを誓約しなければならない。本書は、その倫理綱領の学習書として編まれたもの。
目次
原則編
クライエントとの関係編
機関との関係編
行政・社会との関係編
専門職としての責務編
資料編
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いずみ
1
約20年前に書かれた本ということもあり、語られている福祉問題が古いと感じる部分もありましたが、専門書としてはかなり読みやすかったです。 それぞれのケースに合わせて社会福祉士としてどのような働きかけを行うことが重要なのか、サービスの利用者であるクライエントとどう関わるべきなのかなど、初歩的な部分から社会福祉について学べました。2019/09/27
かー
0
レポート課題のために読むことになった。ソーシャルワークにとって、倫理は前提となる物であり、不変の価値がある。人は生まれながらに平等であり、尊厳ある存在なのだと様々な事例で紹介されている。事例の中であなたならどうするか?と問いかけられている部分が多く、私自身も考えるきっかけになった。これも自己覚知なのだろう。とても、勉強になった。2021/12/13