目次
『ユトレヒト詩篇』挿絵研究の成果と課題
『ユトレヒト詩篇』挿絵における言葉の絵画化
比喩の絵画化と擬人像の役割をめぐって
『シュトゥットガルト詩篇』挿絵のリテラリスム
『ハーレー603番詩篇』後半部におけるアングロ・サクソンの創造性
『セント・オールバンス詩篇』の物語イニシャルについて
テクスチュアルな詩篇挿絵のイメージ変換について
『ユトレヒト詩篇』挿絵を構築する原理
発想の源泉としての古代絵画
『ユトレヒト詩篇』のカンティクム挿絵におけるキリスト論図像について
カロリング朝美術における『ユトレヒト詩篇』挿絵の波紋
著者等紹介
鼓みどり[ツズミミドリ]
1957年名古屋市に生まれる。1976年より名古屋大学文学部、同大学大学院文学研究科にて西洋中世美術史およびキリスト教図像学を専攻。1985年名古屋大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。1995年から富山大学教育学部(2005年10月より人間発達科学部に改組)助教授。2005年3月名古屋大学大学院文学研究科より博士(文学)の学位授与(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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