目次
第1部 都市の環境構成と意味の沈澱・蘇生を巡る方法論(都市建築の沈澱された意味の蘇生と変形(脱構築)のための方法的概念
間テクスト的構成としての生きた隠喩
近世・近代の建築思潮におけるミメーシスまたは模倣
歴史的沈澱を可能にする方法概念としての類型
類推と記憶
沈澱された意味の蘇生としての、間テクスト的諸概念の総合)
第2部 パリの都市建築の意味‐歴史性の現れ(パリの沈澱された意味の蘇生と類型;パリ・ユニヴェルシテ地区の意味‐歴史性の戯れ;オスマンによるパリの都市改造の脱構築性;現代のパリ及びフランスの都市景観の法制度における歴史性と理念性;パリの都市建築の理念性と、意味‐歴史性の差異化即ち差延)
著者等紹介
松政貞治[マツマサテイジ]
1955年大阪府生まれ。京都工芸繊維大学工芸学部建築工芸学科卒業、同大学院修士課程修了、京都大学研究生を経て、フランス政府科学部門給費留学生(1982‐87)として、パリ・コンフラン建築大学DPLG課程修了、パリ・ベルヴィル建築大学都市建築研究課程CEAA修了。大阪大学工学部助手、同大学院学内講師を経て、京都橘女子大学文化政策学部助教授。専門は建築歴史意匠、建築論、都市建築論。京都大学博士(工学)、フランス第三課程博士、フランス政府公認建築家Architecte DPLG.CEAA
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