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出版社内容情報
21世紀後半の日本学・東洋学を領導してきた秋山博士の膨大な論考の中から、日本古代・中世の絵巻物に関するものを中心に編纂した。再調査や新知見を踏まえ新たに筆を加えて上梓する、研究者待望の書。
目次
第1章 「平治物語絵巻」三条殿夜討の巻をめぐって
第2章 「平治物語絵巻」六波羅合戦の巻
第3章 〔前篇〕白描絵入『源氏物語』浮舟・蜻蛉の巻に関する諸問題
第3章 〔後篇〕白描絵入本『源氏物語』(早蕨)の詞書断簡
第4章 「隆房卿艶詞絵巻」の内容と表現
第5章 久保惣記念美術館本「伊勢物語絵巻」の構成と各段の絵画
第6章 「伊勢物語図」(小野の御室)の画面分析―いわゆる「貴紳邸宅図」の主題比定
第7章 「神於寺縁起絵巻」の復原と考察―「光忍上人絵伝」なる仮称を離れて
第8章 「天稚彦草紙絵巻」をめぐる諸問題―上巻図様二種の出現
第9章 室町時代源氏絵扇面の種々相―浄土寺蔵「源氏物語絵扇面散屏風」その他
第10章 法華堂根本曼陀羅の構成と表現
第11章 日本における美術品の科学的調査と研究