出版社内容情報
それは一本のドキュメンタリーに端を発し、一本の捏造論文によって火がついた。反ワクチン運動の歴史と真実を明らかにする。我々を守るはずのワクチンを恐怖の対象にしたのは誰なのか? それは、誤謬に満ちた一本のドキュメンタリーに端を発し、一本の捏造論文によって火がついた。その根拠のない恐怖は、現実の脅威となって我々の、そして子どもたちの命を危険にさらしている。アメリカで最も成功した市民運動の一つ、反ワクチン運動の歴史と真実を明らかにする。
ポール・オフィット[ポール オフィット]
著・文・その他
ナカイ サヤカ[ナカイ サヤカ]
翻訳
内容説明
今も、静かな、命に関わる戦争が続いている。戦線の一方には、毎週のようにワクチンが危険だという話を聞かされている親たちがいる。もう一方には、ワクチンを打たない人々に毅然とした態度を取り始めた医師たちがいる。対立の真ん中にいるのは、免疫がないまま取り残された子どもたちだ。人々を救うはずのワクチンを恐怖の対象にしてしまったのは誰なのか?
目次
第1章 恐怖の誕生
第2章 このイングランド
第3章 粗雑な混合物
第4章 ルーレット再び
第5章 天使も絶望の涙を流す
第6章 正義
第7章 始まりは過去
第8章 共有地の悲劇
第9章 殺しの季節
第10章 ボブ先生
第11章 信頼
著者等紹介
オフィット,ポール[オフィット,ポール] [Offit,Paul A.]
医師、医学博士。フィラデルフィア小児病院ワクチン教育センター長。研究者としてはロタウィルスワクチンの開発者の一人としても知られる
ナカイサヤカ[ナカイサヤカ]
翻訳家、ライター。ASIOS(超常現象の懐疑的調査のための会)運営委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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