内容説明
本シリーズでは、顕微鏡観察の対象となる実験材料を、いつどこで、どうやって採集したらよいか、実験材料はどうすれば飼育・培養できるか、美しく見やすいプレパラートを作るためにはどんな器機器具を用いたらよいか、固定や染色を失敗しないためのコツは何か、写真やスケッチなど観察の記録はどのようにとるのがよいのか、など、顕微鏡を使って観察している人たちが、疑問に思ったり、知りたがったりしている事柄を、わかりやすく解説してあります。第2巻は応用編パート1として、植物を材料とした顕微鏡による観察とその探究の仕方を解説しました。
目次
第1章 顕微鏡でどんな研究ができるか
第2章 植物プランクトンの観察と研究
第3章 植物の外部形態の観察
第4章 植物の内部形態の観察
第5章 染色体の観察と研究
第6章 身近な微生物の培養と観察
第7章 バイオ研究に挑戦しよう―植物の組織培養・細胞融合