Academic series new Asia<br> 漢民族の宗教―社会人類学的研究

Academic series new Asia
漢民族の宗教―社会人類学的研究

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  • サイズ B6判/ページ数 346,/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784804200118
  • NDC分類 163
  • Cコード C1314

目次

序 宗教と儀礼(宗教と信仰;儀礼と信仰;宗教と世界観)
第1篇 神霊観(最高神再考―玉皇上帝誕辰の祭俗;祖先再考―祖先崇拝の社会研究批判;鬼魂再考―民俗宗教理解のための試論)
第2篇 儀礼過程(台湾南部客家人の正月節―頭崙村の生活と儀礼;香港水上居民の端午節―長洲島の竜舟祭;マレーシア・ペナン島の中元節―福建系華人の宗教儀礼)
跋 要約と結論

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みき

10
漢民族の宗教は、現世利益が根拠となる民族宗教であるらしい。漢民族の宗教といえば儒教や同郷が思い浮かぶけれど、祖先崇拝や天神崇拝は、今も行われる宗教儀式に色濃くのこされている。これと同時に読んだ張愛怜の「中国人の宗教」と題するエッセイもおもしろくて、つまり彼らの宗教観は、「とりあえず信じてやっておこう。やらなきゃやらないで地獄に落ちるらしいし、嘘だったらやめておけばいいから」的なスタンスみたい。やっぱり近いだけあって、日本人とよく似ていると思った。2021/12/28

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