内容説明
経営環境の変化により、これからの建設業の企業経営を、どういう風に対応していけば良いかを、資金調達という側面から、金融機関から融資を受けるサイドで30年間仕事をしてきた中小企業診断士と、融資を審査するサイドにいた中小企業診断士で書いた本です。
目次
金融機関の変化について
金融検査マニュアル(別冊)から企業が行うポイント概要
具体的な事例
信用格付向上方法について
会計の役割について
建設業の経理担当者の役割
銀行との交渉について
リスケジューリングについて
新しい金融用語について
事業再生ファンドとは
著者等紹介
工藤南海夫[クドウナミオ]
建設業経営支援アドバイザー。2005年、国土交通省に設置された「中小・中堅建設業の経営力強化のための資金融通方策研究会」に選任された。1947年生れ。1972年3月国立秋田大学卒。1977年に経営研究室KUDOHを開業。建材、住宅設備機器等のメーカーの系列支援、建設会社・ホームビルダー経営支援、建材マーケットプレイス構築支援等を中心に活動。1977年に中小企業診断士の資格を取得した。研究テーマは建設産業構造改革と研究開発の推進。(財)東京都中小企業振興公社の評議員をはじめ、国土交通省の「工務店経営診断・指導研究会」学識経験者委員、(財)住宅産業情報サービス「XML技術活用委員会」委員、(財)建設業振興基金「資金融通方策研究会(通称)」委員、(社)全国建設業協会「建設業再生・再編・新分野進出検討WG」委員、(社)アグリビジネスセンター「特定法人農業参入等支援活動調査委員会」委員、(財)店舗システム協会「ライフスタイルリフォーム事業開発機構」主査、(社)中小企業診断協会「住宅産業経営支援研究会」代表幹事を歴任
藤井一郎[フジイイチロウ]
建設業経営支援アドバイザー。2005年、国土交通省に設置された「中小・中堅建設業の経営力強化のための資金融通方策研究会」に選任された。1964年生れ。1988年3月大阪大学経済学部卒業2004年9月多摩大学大学院経営情報学研究科修了、修士(経営情報学、MBA)。1988年に旧三菱銀行(現三菱東京UFJ銀行)に入社。本部(融資部)等15年間勤務のかたわらで多摩大学大学院経営情報学研究科修了し、自営コンサルを経て04年9月に株式会社みどり合同経営に入社。現在取締役。経営コンサルティングや企業再生コンサルティングを主な業務としている。また、中小企業大学校講師を兼任。1993年に中小企業診断士の資格を取得した。研究テーマは上場・中堅・中小企業の経営戦略等。(財)建設業振興基金「資金融通方策研究会(通称)」委員、(財)建設業振興基金「クイック財務診断アドバイス」検討会アドバイザー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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