目次
第１章 「共感の社会福祉を超えたアート市場へ」（神谷梢）（障がいとアートが市場に接続する；障がいを観点変更する ほか）
第２章 講演「アトリエインカーブの立点」（今中博之）（アトリエインカーブの設立前夜；なぜ、障がい者の創作活動が注目されてきたのか ほか）
第３章 基調講演「市場の力」（松井彰彦）（経済・経済学ってなに？；「経済学」とＥｃｏｎｏｍｉｃｓの語源 ほか）
第４章 報告「国内外のアートフェア」（林智樹・三宅優子）（アートフェアってなに？；ニューヨーク「アート・オン・ペーパー」報告 ほか）
第５章 対談「市場×福祉」（松井彰彦・今中博之）（市場の匿名性；自分で「フラッグ」を立てる ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ジコボー
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障害者とアートを結びつけるアトリエインカーブの書籍です。“障害者”の“害”の文字は、社会的に害があるとの認識を無意識に与えてしまいます。個性として見ることの重要性が紹介されています。 アートというフィルターを通すことで、ある種の差別のない対等な状態で評価されるとのこと。 障害者に創作活動を行ってもらう事で、社会とのつながりを持ってもらい、さらに市場に出す事により社会的な自立も同時にかなえる信念は、是非とも見習たいと感じました。2019/12/08
