内容説明
会社員生活に挫折し、あてのない一人旅に出た二十七歳の多々良啓太は、見知らぬ田舎の駅で降り、山道を歩き、森の中にある湖に辿り着いた。そして、ぼんやりと湖を眺めていると、優美な熟女に声を掛けられる。彼女の名前は宇津井礼子、三十三歳の未亡人で妹と旅館を営んでいるという。啓太は泊めてもらうことにするが、深夜、礼子が部屋に忍んでくる。驚く啓太だったが、甘く誘われて極上の快楽を味わうことに。さらに翌日には、妹の裕子からも夜這いを掛けられ、啓太はこの妖しい森の宿から離れられなくなっていく…。淫惑の秘境エロス!
著者等紹介
葉月奏太[ハズキソウタ]
昭和44年、神奈川県横浜生まれ。平成23年『蜜会濡れる未亡人』(竹書房)で長編デビュー。平成26年に『二階堂家の兄嫁』(双葉社)で「21世紀最強の官能小説大賞」優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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