内容説明
ヴェネチア国際映画祭、騒然！完全自主製作・自主配給映画のすべて。絵コンテ、メイキング写真、ＳＴＡＦＦインタビュー全網羅。まずは戦略ありき、海外映画祭の回り方。日本全国『野火』劇場行脚を決行。
目次
１ 撮れない映画（熟成する時間；野火を支える；映画を設計する；撮る理由；ロケ撮影）
２ おまたせ、世界（世界の映画祭へ；映画祭の現場）
３ 野火が旅する（ジャパン・ツアー；ミニシアターの今；旅の途中に）
著者等紹介
塚本晋也［ツカモトシンヤ］
１９６０年東京出身。劇場映画デビュー作『鉄男 ＴＥＴＳＵＯ』（８９年）でローマ国際ファンタスティック映画祭グランプリを受賞。監督・主演・脚本・撮影などひとりで何役もこなす製作スタイルで知られ、映画『野火』（１４年）では第７０回毎日映画コンクールで史上初の監督賞と男優主演賞をＷ受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Witch丁稚
1
映画ってこうやってできるのか。（そこから）監督の人柄や現場の空気感もおそらくやや理想の方向に読み取れて、こんな現場の役に立てるスキルを持ちたい。2017/09/28
スフレチーズケーキ
0
映画を観て、この本に辿り着きました。映画製作関係者の方を取材した中にフィリピンで亡くなった戦友の遺骨収集に生涯を捧げた方の娘さんのコメントが心に残りました。生還者は想像を超えた言葉に表せないよな深い重荷とやり切れなさといったものを沢山背負わされてしまったことを知り、改めて戦争の責任の深さを感じました。 映画に関わる様々な情報を読みやすくまとめられていて、非常に興味深い内容ばかりです。2021/08/15
TOMYTOMY
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企画作り売る。 塚本監督の製作が如実に書かれる。 撮る意味を真剣に考えている。2020/03/30
仁科久美 敢太郎 潤
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塚本晋也監督と広島の中高校生との座談会が読み応えあり。若者の監督に対する質問が初々しい。2018/01/13
