出版社内容情報
横浜の杭打ち偽装は氷山の一角!!新築マンション購入は、専門家から見ればリスクだらけ。誰も教えてくれなかった、マンションの本当のリスク、教えます。
内容説明
横浜のマンションの傾斜問題は氷山の一角!!建て替えられない!売却できない!身体によくない!…etc新築マンションの購入は“ババ抜き”。購入前に知っておきたい8つのリスク。
目次
第1章 欠陥マンションを購入するリスク
第2章 価格が下がるリスク
第3章 健康を損なうリスク
第4章 廃墟になるリスク
第5章 隣人とのトラブルリスク
第6章 災害にあうリスク
第7章 外国人と共存するというリスク
第8章 不動産投資のリスク
第9章 買わなくてもいいという現実
第10章 “ババ”を引かないマンション選び
著者等紹介
榊淳司[サカキアツシ]
住宅ジャーナリスト。1980年代後半のバブル期以降、約30年に渡ってマンション分譲を中心とした不動産業界に関わる。2007年に「マンション値引き・価格情報」ブログを開設。テレビ・ラジオ出演、新聞・雑誌などへの執筆、メディアへのコメント提供など多数。不定期にセミナーも開催。宅地建物取引士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マエダ
50
新築マンションには住んで年月がたたないとわからない欠陥が出る可能性があるという。そこに大手だから安心はないという。 ババを引かない為には10年から15年たっている中古のマンションをおすすめしている。築10年がたち欠陥がでていないとかなり高い確率でその後も問題はおこらない。終の住まいを検討しているので頭に入れておこうと思う。2024/03/07
バトルランナ-
28
空き家率は2013年で13.5%。賃貸住宅の空室率も約20%。p5。新築マンションを買うということは100枚に1枚か2枚かのジョーカーがあるババ抜き。p30。→じゃあ、いいじゃん。p48のグラフは悩ましい。日本人の新築好きは人口比で米国の2.5倍。マンションの新築と中古の価格差は平均で2割りくらい。郊外へ行けば行くほど格差は拡がる。いまや新築で2000万円より安いマンションはほぼあり得ない。日本人の新築好きは仏教でなく神道。伊勢神宮の遷宮。p61。木造と鉄筋コンクリートの校舎におけるインフルエンザによる学2016/05/04
なるみ(旧Narumi)
24
著者榊さんがテレビでコメンテーターとしてわかりやすく話していたのをきっかけに夫が図書館で借りてきました。余談ですが夫は家は買わない派、私は買いたい派です。?な記述部分もありましたが、鉄筋コンクリートがなぜ老朽化していくのかなど書かれていて勉強になりました。2021/01/17
wiki
12
上手く事実や研究結果と共に「さもあるらん」を織り交ぜているような印象の書籍。各種参考文献も読んでいきたい。ちなみに新築の場合、10年以内に躯体に重大な瑕疵が見つかった場合に売主が瑕疵担保責任を負う法律がある事についてはノータッチだが、 それでも10年そこそこの中古マンションを一択で選ぶべきなのだろうか?東アジアの人達が日本に移住してくることなんて完全に想定できる事だし、摩擦だとか言ってる間にはやく語学を習得すべきなのは国内で一生を終えようとする日本人だ。タワーのヤバさについての引用研究はぜひ読んでみたい。2019/02/06
みりーた
4
なるほどーと思うところと、じゃあどうしたらいいのかな?と思うところと。。。欠陥がないように努力していただきたい。2016/12/16