歴史新書
江戸三〇〇藩物語藩史―北陸・甲信越篇

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  • サイズ 新書判/ページ数 222p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784800306579
  • NDC分類 210.5
  • Cコード C0221

内容説明

全国諸藩の名君・暗君、居城、御家騒動…を網羅!

目次

第1章 新発田藩
第2章 長岡藩
第3章 富山藩
第4章 小浜藩
第5章 加賀藩
第6章 福井藩
第7章 上田藩
第8章 松代藩
第9章 松本藩
第10章 北陸・甲信越その他の諸藩

著者等紹介

山本博文[ヤマモトヒロフミ]
1957年、岡山県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。文学博士。東京大学史料編纂所教授。専門は近世日本政治・外交史。『江戸お留守居役の日記』(読売新聞社、のちに講談社学術文庫)で第40回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

てつJapan

8
【〇】北陸・甲信越篇の本書も面白かったです。前田家の加賀藩や、名勝真田の上田藩が後年ぐだぐださを見せたのが切ないです。江戸の中枢では名君といえるものの地元ではいまいち、といった評価のある大名が示唆に富んで面白かった。2018/06/30

かず

7
著者はNHK「知恵泉」にも出演されている山本先生。本シリーズは日本各地域の江戸諸藩が取り上げられており、本著は北陸甲信越編。私は職場の関係から北陸信越諸県への転勤があるため、今まで行ったところ、これから行くかもしれないところ、また、観光で訪れたところとあり、興味深く拝読しました。ただ、「名君・暗君」の対比的記述については、それぞれのおかれた状況を本著の厚さでつぶさに記述するのは難しく、「暗君には暗君なりの苦しみがあったのだろうに、バッサリ切ってしまうのはなんだか気の毒・・・」と感じました。2016/03/13

3
江戸時代を通して見るので面白い。他のシリーズも読んでみたい。新発田・長岡・富山・小浜・加賀・福井・上田・松代・松本が各章で。藩の歴史・名君と暗君・史跡を紹介。歴史・名君と暗君は重複することが多い。上田藩が気になっていたけど、意外と仙石が悪くない領主だった。幕末になるにつれて財政難がどこも苦労しているけど、幕府による大名への力の削ぎ落としすぎがが、結局は幕府のゆるやかな衰退の原因にも思えてしまう。2015/07/07

ポニョ駅長

2
西側は福井・加賀といった大藩。 東側の大国越後・信濃の小藩。 それぞれの地域の個性があり、興味深いです。 加賀藩と福井藩の対比が面白いです。2015/05/18

rbyawa

1
f255、圧倒的に大きい…というより藩の中で一番大きいのが加賀藩の百万石なんですが(これでも分藩して少し小さくしましたw)、よくまあ正直取り潰されなかったなー、というのが本音でしょうか。名君ってほどの名君もいないし大して暗君もいないみたいな感じかな、周囲がどうにもぴりぴりと意識してるわりにはそんなに目立つようなこともなかったんですが、あるいはこれは江戸時代の北陸という単位で読んだほうがいいのかもね。全体的に経済状態はそこまで困窮していない、そこまで見栄もない、といった風情かな、中央視点って気もするけども。2015/12/26

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