歴史新書
江戸三〇〇藩 物語藩史―北海道・東北篇

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  • サイズ 新書判/ページ数 222p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784800305145
  • NDC分類 210.5
  • Cコード C0221

内容説明

全国諸藩の名君・暗君、居城、御家騒動…を網羅!

目次

第1章 松前藩
第2章 弘前藩
第3章 八戸藩
第4章 秋田藩
第5章 盛岡藩
第6章 仙台藩
第7章 米沢藩
第8章 会津藩
第9章 白河藩
第10章 北海道・東北 その他の諸藩

著者等紹介

山本博文[ヤマモトヒロフミ]
1957年、岡山県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。文学博士。東京大学史料編纂所教授。専門は近世日本政治・外交史。『江戸お留守居役の日記』(読売新聞社、のちに講談社学術文庫)で第40回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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緑のたぬき

1
全国版を順番に読書中。内容としては、各藩成立過程と、該当藩の名君、暗君について。江戸末期は既得権益(家老、老中、年貢取り立て)の腐敗と中抜きで腐敗しており、藩によっては農民が疲弊。良藩主は学問奨励、減税、倹約。無能藩主は苛烈な重税。赤字財政藩を下層出身者が立て直すも既得権益層から疎まれ一族郎党処刑や左遷。江戸も末期になると、システムの勝ち組層の腐敗、劣化もあり、既存システムの破壊の倒幕へのつながっていったのだろう。2022/03/22

hrn

1
一冊読みきるのにとても時間がかかった。馴染みのない藩主の名前や地名が出てくると家系図や地図のページに行きつ戻りつとなってしまったが、これらがなかったら根負けしていたので親切設計と思います。2015/07/29

rbyawa

0
f247、大雑把にそれぞれの藩(北海道やアイヌ領も含めて)同士の関係がちょこちょこと最初のほうにあり、基本的には南下するに従って幕末の奥羽列藩同盟が中心で語られるようになり、ただしそこに至るまでの土地の気質の話などもされ、強大な仙台藩が中心的存在として語られるのかと思っていればむしろ各勢力が残っていたためにほとんど統一意思がなかった、と言われていてなんとなく納得。確かに結束は弱くはないものの、統一意思って言われるとなんか微妙な集団だったのか、各藩が一様に経済による弱体化に至るのは全土的な事情なのかな。2015/12/10

0
読んでると、よく江戸幕府が260年くらいも保ったと感じる。繁栄してたのは1600年代で終わって、あとは財政難でどこも苦労してるようで、その原因は幕府にあるように思う。2015/08/09

Ryuji Saito

0
2015年13冊目。 江戸時代の大名家、北海道・東北の 代表的な9家と その他の大名家を網羅。 各大名家の成り立ちと 幕末の動向、主な歴代藩主の業績と評価を 知るのに適切。この本を手がかりに、 大名家事典、藩史事典にあたるとよいでしょう。 2015/03/08

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