歴史新書
あなたの知らない岐阜県の歴史

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  • サイズ 新書判/ページ数 189p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784800304223
  • NDC分類 215.3
  • Cコード C0221

内容説明

美濃が「壬申の乱」の舞台となったのはなぜ?斎藤道三の「国盗り」は、実際には親子二代だった!?なぜ“天下分け目”の戦いが関ヶ原の地なのか?零戦が初飛行した「各務原飛行場」はなぜつくられた?Q&Aで郷土の歴史がスッキリわかる!本当に知りたかった岐阜県の「古代~近代史」入門。

目次

第1章 岐阜県の古代(弥生時代の遺跡が大垣市周辺に集中するのはなぜ?;ヤマトタケルの伊吹山伝説はなにを意味する? ほか)
第2章 岐阜県の鎌倉・室町時代(墨俣川の戦いで源氏軍に平氏軍が勝てたのはなぜ?;岩村城内の八幡宮に加藤景廉が祀られているのはなぜ? ほか)
第3章 岐阜県の戦国時代(戦国時代の岐阜県域にはどんな国人領主がいた?;明智光秀の故郷は、可児市の明智城なのか? ほか)
第4章 岐阜県の江戸時代(長良川の鵜飼が保護されたのはなぜ?;日本三大盆踊りの一つ「郡上踊り」は初代藩主の奨励が起源? ほか)
第5章 岐阜県の近代(明治新政府によって立藩された「今尾藩」とは?;「岐阜県」はどうやって成立した? ほか)

著者等紹介

山本博文[ヤマモトヒロフミ]
1957年、岡山県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。文学博士。東京大学史科編纂所教授。専門は近世日本政治・外交史。『江戸お留守居役の日記』(読売新聞社、のち講談社学術文庫)で第40回日本エッセイストクラブ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ローリー

6
図書館で借りました。生まれてこの方岐阜県内で生活してきたものですから、こういう本を見かけるとついつい読んでしまいます。何度も繰り返し似たような記述が出てくるのが何でかなと思って読んでいましたが、表紙に出ている一人の名前は監修者で、内容そのものは何人かの方が書いていらっしゃるからなんですね。監修の方がもっと整理すべきだなと思いました。古代の話は知らないことが多かったですが、それは今まで興味がなかったからで、中世以降の話は知っていた話も多く、岐阜新聞の記事やコラムで読んだ記憶のある事柄も多かったです。2014/08/29

ペカソ・チャルマンチャイ

4
隣県の岐阜県は自然が多いので大好きです。しょっちゅう出かけていますので親しみがあります。この本では第3章の戦国時代以降が面白かった。第1章と第2章は、はっきり言って読み進めるのが辛いです。馴染みのない固有名詞が多すぎて、全く頭に入りません。資料としては素晴らしいのでしょうね。久々に歴史の教科書を読んだ気分になりました。2015/01/20

Akihiro Nishio

4
自分のように岐阜出身でない者は知ることが少ない岐阜の歴史。正直、前半の古代編はかなり退屈だが、鎌倉時代から急に面白くなる。google earthで見ればわかるが、不破の関は戦略的に非常に重要であり、京都から歩いて2日、木曽三川による豊かな穀倉地帯(氾濫も多いが)とくれば歴史の表舞台に長いあいだ出続けるのも理解できる。2014/08/04

桔梗屋

0
11月の岐阜旅行に際して、参考に何か読んどくか、と思い立ち…うーむ。正直なところ、あんま参考にはならなかったかも。無理やり一つに括られた「美濃」と「飛騨」の、同じ県とは言え全く違うお国柄が、飛騨は幕府直轄の一国天領、美濃は戦国時代にここから天下獲りに乗り出した信長という事例を踏まえて、小藩と天領で細分化する、という江戸幕府の施策に起点がある、ってのが分かったのが、ま、収穫と言えるところかな。今回は飛騨には行けないので、もっぱら「美濃」それも岐阜市メインになると思うので…ますます参考にならんな、それだと。2016/10/22

左近

0
関ヶ原を訪れた際、なぜここが戦場になったのか、明瞭に理解できた。「現地訪問に勝る研究はない」という教訓を得た次第。ところで、一説には落城回数史上最多を数える岐阜城(稲葉山城)が、何故に難攻不落の名城と評されることになったのか、最初に言った奴、出てこい!飛騨地域に残る異形伝説、両面宿ナ(漢字が出ない…人偏に難ね)は、いつか探求してみたいテーマの1つ。狩猟民か鉱山関係か、いずれにせよ、山の民だと思うのだが。日本初の女性車掌を目あてに乗客が群がったなんて、いつの時代も男ってやつは、と、呆れるやら哀しいやら。2015/06/03

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