歴史新書
あなたの知らない兵庫県の歴史

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  • サイズ 新書判/ページ数 189p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784800303530
  • NDC分類 216.4
  • Cコード C0221

内容説明

「神戸」「異人館」「姫路城」「但馬牛」「忠臣蔵」などが連想されがちな兵庫県―。全県的なイメージが希薄なのは、各地域の歴史が古くて多彩だからである。古墳の数は日本一で、海外貿易の窓口となり、都が置かれたこともある。平安時代末期には平氏と源氏軍が、南北朝期には楠木正成が足利尊氏と戦い、戦国時代末期には、黒田氏と結んだ羽柴(豊臣)秀吉が全県を計略する。江戸時代には、姫路城を完成させた池田輝政の一国支配から小藩分割の時代を迎える。明治に入ると創意にあふれた実業家や企業を輩出し、日本の近代化に寄与する。本書では、魅力あふれる意外な兵庫県の歴史を紹介する。

目次

第1章 兵庫県の古代(時代をよむ 広い県域で育まれた文化の多面性;「明石原人」は存在したのか!? ほか)
第2章 兵庫県の鎌倉・室町時代(時代をよむ 赤松氏と山名氏の争奪の舞台となった中世の兵庫県;一ノ谷の戦いで源義経の「鵯越の坂落とし」はあったのか? ほか)
第3章 兵庫県の戦国時代(時代をよむ 山名・赤松氏の版図から織豊政権の時代へ;日本最古の日本酒ブランド「剣菱」の歴史とは? ほか)
第4章 兵庫県の江戸時代(時代をよむ 小藩の分立と、西国大名への抑さえ;池田輝政が「西国将軍」「姫路宰相」と呼ばれたのはなぜ? ほか)
第5章 兵庫県の近代(時代をよむ 阪神間モダニズムを牽引した兵庫県;英仏兵と岡山藩士が三宮で衝突した「神戸事件」はなぜ起こった? ほか)

著者等紹介

山本博文[ヤマモトヒロフミ]
1957年、岡山県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。文学博士。東京大学史料編纂所教授。専門は近世日本政治・外交史。『江戸お留守居役の日記』(読売新聞社、のち講談社学術文庫)で第40回日本エッセイストクラブ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おっくー

1
書店で見かけて、衝動買いした本。兵庫県出身者として気になった。兵庫県のことが良くわかる。観光地も見方がかわった。2014/08/03

火烏

0
70項目で古代から現代までの歴史、駆け足2015/04/10

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