内容説明
縄文時代の大阪平野は海だった!?貿易都市「堺」はどのように発展した?豊臣秀頼は太閤秀吉の実子だったのか?「インスタントラーメンの父」安藤百福とは?Q&Aで郷土の歴史がスッキリわかる!
目次
第1章 大阪府の古代(縄文時代の大阪平野は海だった!?;府下の巨大前方後円墳は「倭の五王」と関係あり? ほか)
第2章 大阪府の鎌倉・室町時代(源頼政とともに源平争乱の口火を切った石川源氏とは?;源平争乱で府下がこうむった被害とは? ほか)
第3章 大阪府の戦国時代(自由都市・堺の「会合衆」とは?;五年で崩壊した「堺幕府」はあったのか? ほか)
第4章 大阪府の江戸時代(大坂の代名詞「道頓堀」を開削したのは誰?;真田幸村は大坂夏の陣で本当に死んだのか? ほか)
第5章 大阪府の近代(鳥羽・伏見戦争後、大坂城はどうなった?;「大阪府」はどのように成立した? ほか)
著者等紹介
山本博文[ヤマモトヒロフミ]
1957年、岡山県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。文学博士。東京大学史料編纂所教授。専門は近世日本政治・外交史。『江戸お留守居役の日記』(読売新聞社、のちに講談社学術文庫)で第40回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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8
大阪在住で歴史好きなもので、本屋で見かけた時は避けて通るわけにもいかず立ち読みしたのですが、最初ほとんどが既知のものと高をくくっていたらとんでもなかった。 しっかり購入して読んでみると大坂の古代から近代までを見事なほど深堀りされた内容で面白かったです。 さすが監修が山本博文先生のことはあります。 他府県の本も発行されていることですし、ゆかりのある県のものも気になります。 2014/04/09
pocco@灯れ松明の火
7
知っていること、知らないこと、たくさんありました。大阪人ならどこをとってもイイネタだと思います。2015/06/19
マウンテンゴリラ
2
個々のコラムが短すぎるゆえに、読み流してしまい、あまり心に残らないというのが正直な感想であった。もちろん、書かれている史実は、はじめて知ることも多く、特に自分がすんでいる地域に、縄文時代以前に遡るような遺跡があったことなど、恥ずかしながら知ることができたことなど、新鮮な感動もあった。地域に根差した歴史を通じて、歴史の面白さを知るというのは、学校教育以外での重要な情操教育のひとつではないかとも思え、子供たちにも、大いに興味をもってもらえれば良いのではないかと感じた。2014/07/11
zeeen
0
大阪府の歴史を広く浅く。意外と知ってたことが多くてちょっと物足りなかった。2017/04/15
ハザマー
0
堺幕府はあったのか?など面白い歴史が分かり易く書かれている。 大阪にあった主な藩主、堺の成り立ちなども。2016/01/22