歴史新書
あなたの知らない新潟県の歴史

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  • サイズ 新書判/ページ数 189p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784800302038
  • NDC分類 214.1
  • Cコード C0221

内容説明

「米(コシヒカリ)」「雪」「スキー」などが連想されがちな新潟県―。しかし、県内産出の翡翠が各地に運ばれるなど、県域は古くから開けた土地だった。平安時代末には城氏が台頭し、南北朝時代は南朝の拠点となった。そして戦国時代には、不世出の義将・上杉謙信が登場する。上杉景勝の会津転封後の江戸時代には、譜代小藩が分立し交替を繰り返した。幕末には長岡藩・村上藩などが新政府軍を迎え討って激闘し、近代に入ると開拓者精神にあふれた企業や人材を輩出するのである。本書では、魅力あふれる意外な新潟県の歴史を紹介する。

目次

第1章 新潟県の古代
第2章 新潟県の鎌倉・室町時代
第3章 新潟県の戦国時代
第4章 新潟県の江戸時代
第5章 新潟県の近代
あなたの知らない新潟県の歴史資料篇

著者等紹介

山本博文[ヤマモトヒロフミ]
1957年、岡山県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。文学博士。東京大学大学院情報学環・史料編纂所教授。専門は近世日本政治・外交史。『江戸お留守居役の日記』(読売新聞社、のち講談社学術文庫)で第40回日本エッセイストクラブ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Akihiro Nishio

24
再来週の新潟出張のために予習。70の謎に答えるという構成だが「家康六男の越後高田藩藩主松平忠輝はなぜ改易された?」「新発田藩の堀部安兵衛が赤穂藩に仕官したのはなぜ?」みたいなのが続く、マニアックぶりである。そもそもその人を知らないんですが。新潟では有名なのか?上杉謙信は家督を継ぐいきさつも謎。守護家の上杉と、守護代の長尾家があり、長尾家の次男として生まれるも、長男が無能であったため謙信が家督を継ぐことになる。そこで長男派と謙信派の対立を収めるために謙信が上杉家の家督を継いだというのは意味がわからない。2019/06/06

ゆきこ

13
知っているようで知らない郷土の歴史。年代順、Q&A形式で書かれているためとても読みやすかったです。古代の「越」から現代の「新潟県」に至るまでの変遷過程がわかっておもしろかったです。県民の最低限の知識として読んでおいて良かったです。2017/12/26

T2y@

4
故郷でベストセラーになっていたので、帰省時に購入。わが県が北陸・甲信・東北(?)と、曖昧にエリア定義されるのは、分割・統合されて来たその歴史によるものと知る。 新書ボリュームで網羅的に新潟の歴史が辿れる。 「知ってた」つもりだった。故郷の歴史。2013/08/22

大喜多さん

1
新潟県には新潟市と長岡市ぐらいしか行ったことがなく、歴史は上杉謙信と戊辰戦争しかわからない状態なので読んでみました。女武将の板額や柿の種の話はおもしろかったです。佐渡は全く行ったことがないので、行ってみたくなりました。2020/12/20

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