宝島社新書
死ねば宇宙の塵芥

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  • サイズ 新書判/ページ数 225p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784800286468
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0295

出版社内容情報

団塊世代が後期高齢者に突入する2025年には、75歳以上の人口は2200万人になるともいわれている。しかも、75歳以上の一人暮らしの高齢者数は、男女ともに増え続けるという予測もある。25年には290万人、とくに女性では4人に1人が一人暮らしの状態になるとも。孤立死がフツーになっていく時代に求められるのは「自分のことは最後まで自分で面倒をみる」と腹をくくり、自立して老いて死ぬ覚悟である――。医者にかからない作家・曽野綾子氏と治療しない医者・近藤誠氏が説く、大量老年難民の時代を生き抜く心構え。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はる

24
死に対する潔さ、自分を持っている、私はこれでいいのですと凜としている曽田さん。朗らかで、本当に可笑しい時しか笑わないんです、と微笑む曽田さん。理論的な近藤誠さん。読んでいて清々しく、興味深かった。2018/09/29

yu yu

6
塵芥。ちりあくた。なんだか、すごくわかりやすい言葉だなと。2018/10/12

新父帰る

5
異色と言われている医師と作家の対談。老いたる者がどう生き、どう死ぬかについて赤裸々に語られている。曽野綾子、当時83歳。近藤医師、当時66歳。小生は近藤氏より少し若い。両氏からはかなり露骨な発言が連発されている。特に曽野氏はアクセル全開。ただ読後感としては国民レベルの医療費の抜本的な削減を訴えているのではないかということと医療機関側の姿勢にも問題があるのではないかという印象を持った。死は誰でも訪れる。死に方を自分で決められるのであれば決めたいものだ。認知症に罹っていなければだが・・・。2018/08/21

パンジャビ

2
曽野さん本のタイトル借り。開いたら対談本だったけど、結構面白かった。家でじっとしてるのはよくない。ボケ防止には、頭を使うとか人と付き合うとか、喋ったり歌ったりよく噛んで口や手指を使うこと。体を若く保つには動かさないとダメ。まず歩く。電車でもなるべく立つ。くだらないことでいい。色々興味を持って好きな事に熱中するのが1番。料理も手を使う=頭を使うからよい。1人の楽しみとしては読書は大事。やらなきゃいけない事があるのは最高のアンチエイジング。それは片付けとかくだらないことでいい。自分が気持ち(続きはコメント)2019/03/01

黒豆

2
近藤節と曽野綾子節、何となく不協和音のところもあったけれど、死ねば宇宙の塵とあくたになるというところは同じで、同感です。2019/01/06

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