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宝島社新書
困った老人のトリセツ―25の事例と解決策

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  • サイズ 新書判/ページ数 222p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784800283207
  • NDC分類 367.7
  • Cコード C0236

出版社内容情報

どう接していいかわからないお年寄りはいませんか? 何度も同じことを聞いたり、急に怒り出したり…。家族はもちろん、普段仕事で老人と接する機会が多い方も、理由を知れば対処法が見えてきます。本書では、高齢者専門病院で勤務経験もある精神科医・和田秀樹氏が、場面別に困った老人への対応の仕方を解説。上手な付き合い方を教えます。高齢社会でさまざまな対応を求められる時代に読んでおきたい一冊です。

内容説明

最近困った老人のニュースが増えています。家族が止めるのも聞かずに車を運転し、死亡事故を起こしてしまう。ちょっとしたことでキレて暴力事件を起こしてしまう。女性にストーカー行為をはたらいてしまう。「これだから最近の老人は」と憤りを覚えても何も解決はしません。本書は、私たちの親や将来の自分にも起こりうる様々な困った行動に対して、原因を知り、それに合った対処法について解説しています。対処法を身につけて高齢者への理解が進めば、高い確率で「困ったこと」はなくなっていきます。超高齢化社会となった日本で、知っておきたい老人との上手な付き合い方を教えます。

目次

第1章 困った行動の原因は脳にある(老人が困ったことをする原因の多くは脳にある;脳の老化も上手につき合うことで多くの問題は解決する ほか)
第2章 “事例別”周囲に迷惑をかける「困った」への対処法(高齢の父に免許の返納をすすめているが、まったく聞く耳を持ってくれない;些細なことでキレやすくなり見知らぬ人に暴言を吐いたり手を上げようとする ほか)
第3章 “事例別”お金に関する「困った」への対処法(事前に注意しておいても母がすぐに詐欺のようなセールスに引っかかってしまう;パチンコにはまってしまい、わずかな貯金にも手をつけるようになった ほか)
第4章 “事例別”日常生活で起こる「困った」への対処法(テレビを見るなど一日中ゴロゴロ ボケてしまわないか心配;昼近くまで寝ているため、夜中に起きて家族の睡眠を邪魔する ほか)
第5章 “事例別”病気・健康状態に関する「困った」への対処法(どこも悪くないといわれても信じず、病院に行くたびに呼びつけられる;物忘れがひどくなったので病院へ行こうといってもかたくなに拒む ほか)

著者等紹介

和田秀樹[ワダヒデキ]
1960年、大阪市生まれ。1985年、東京大学医学部卒業。東京大学医学部附属病院精神神経科、老人科、神経内科にて研修、国立水戸病院神経内科および救命救急センターレジデント、東京大学医学部附属病院精神神経科助手、アメリカ、カール・メニンガー精神医学校国際フェロー、高齢者専門の総合病院である浴風会病院の精神科を経て、国際医療福祉大学心理学科教授、川崎幸病院精神科顧問、一橋大学経済学部非常勤講師、和田秀樹こころと体のクリニック院長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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