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特攻-太平洋戦争、最後の戦い - 魂をかけた男たちのオール読み切りマンガ

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  • サイズ B6判/ページ数 251p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784800242716
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0079

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

黒瀬 木綿希(ゆうき)

61
敗色濃厚な昭和20年に各地で起きた戦いを描いた半フィクション作品集です。 やはり巻頭に掲載されている松本零士さんの『音速雷撃隊』が印象的でした。桜花と言う美しい名前とは裏腹にその中身は狂気のロケット特攻兵器。絶望的な戦いで敵に一矢報いんとする搭乗員の方たちが抱いていた感情の中に、果たして恐怖はあったのだろうか。 『ワシントン攻撃命令』も強く脳裡に刻まれています。2020/02/08

23
漫画です。敗戦が濃厚となった昭和20年代が舞台。大和の水上特攻、桜花の人間爆弾をはじめ、陸軍の飛燕、月光等いろんな戦闘機が出てきます。これから死んでいくパイロットたちの葛藤、自分たちが生まれ、軍隊に入り、戦ってこれから死んでいく意味を見出したい、自分たちのしたことを何とか残したいという思いが切なかったです。8/14に米本土に特攻した話は知らなかったのでびっくりです。2015/07/12

寺内町亭小天狗

2
1945年の敗戦という戦後から70年が経った現代。70年前の太平洋戦争で戦った若者が、特攻隊として征く。当時、子どもであった著者が漫画と文章で、若い者の心境を描いている。“この戦争に負けても・・・戦わずわかることもあるだろう”156頁。本書を読んでいると、《如何に戦争とは、馬鹿げた国家間同士の醜い争いで無駄死にだと実感できる》でしょう。機会がありましたら、鹿児島県内知覧特攻平和会館を見学されたし。用語:特別攻撃機「桜花」「零戦」・陸軍重爆「飛龍」、「近衛戦闘隊」←調布飛行場、震天制空隊、本宮中尉2015/07/08

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