内容説明
Q&Aでしっかり理解!「富の格差」から「アベノミクス」まで、1時間でわかるピケティの考え!『21世紀の資本』を読み解くキーワード解説収録!
目次
第1部 1時間で知りたい人のための『21世紀の資本』のあらまし(ピケティの『21世紀の資本』とは何か?;富の格差は、なぜ起きるのか?;『21世紀の資本』が、わたしたちの生活にどうかかわるのか?;富の配分を解決するために、ピケティは何を提言しているのか?;アメリカはこれからどうなるのか?;日本の未来はこれからどうなるのか?)
第2部 より深く知りたい人のための『21世紀の資本』の法則(資本所得比率(β)の計算式(ピケティの「第二法則」)
資本分配率(α)の計算式(ピケティの「第一法則」))
著者等紹介
西村克己[ニシムラカツミ]
芝浦工業大学大学院客員教授、日経ビジネススクール講師。1982年、東京工業大学経営工学科大学院修了。富士フイルム株式会社を経て、90年に日本総合研究所に移り、主任研究員として民間企業の経営コンサルティング、講演会、社員研修を多数手がける。2003年より芝浦工業大学大学院教授を経て08年より現職。専門分野は、経営戦略、プロジェクトマネジメント、ロジカルシンキングなど(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヒデミン@もも
28
これはわかりやすい。本家本元の「21世紀の資本」を読まずにいうのは申し訳ないけれど、本当に平等な社会なんてないと思うし、魅力も感じないんだけど。2015/07/14
Yuririn_Monroe
19
本家を読むにはこの頭では無理だと思ったため、このようなものを手に取った。内容は分かりやすく出来ている。前述の言葉も省略せずに何度も丁寧に説明してくれるから、どのページから読んでも図もあるから大丈夫。ピケティは学者としてはまだお若い方なのに研究方法が確実で、着眼点の良い経済学者が出てきたのだと改めて思った。日々考えなければならないこと、まだまだ知らないことばかりの自分のために常に枕元に置いておきたい。2015/09/05
ringoringo
11
入門書として、ざっくりと知るには良い本だと薦められて読みました。知識がないとニュースもわからないので、このように易しく書かれていると助かります。2015/10/12
漆黒猫
1
21世紀の資本も買ったのだが、まあ、こういう入門書からよんでみようという感じ。わかりやすいのはわかりやすい。特にアベノミクスの問題点とか(笑)2016/05/17
^o^っpe
1
馴染みのない言葉や計算方法も繰り返し解説されていて有難い。全く知らなかったことが少しわかった^o^国民所得=資本所得+労働所得。資本所得は年4〜5%、労働所得は年1〜1.5%の増加率、この差が富の格差に関わってるって事かー。2016/03/27