服を買うなら、捨てなさい

地曳 いく子【著】

宝島社（2015/03発売）

• サイズ B6判／ページ数 174p／高さ 19cm
• 商品コード 9784800237392
• NDC分類 593.8
• Cコード C0077

出版社内容情報

「服はたくさんあるのに、毎朝着る服がない!」と悩んでいませんか？ それは、あなたがたくさん服を持ちすぎているから。 本当におしゃれな人（パリジェンヌだってそう!）は、いつも同じような服を着ているし、バッグは毎日同じもの。靴はせいぜい3つ･･････１シーズンのワードローブは、ラック1本で充分足りています。 本書で紹介するのは、少ない服でも毎日が楽しくなる「強いワードローブ」の作り方です。このミニマムワードローブが実現すれば、お金をあまり使わなくても、常にいい物に囲まれ、おしゃれで、自分らしくいられ、毎朝のコーディネートに悩むこともなくなります。キャリア30年のスタイリスト地曳いく子（旧姓・渡辺いく子）が初めて明かす、本当におしゃれな人だけが知っているファッションの新常識! おしゃれになりたければ、本書を読みなさい!

内容説明

少ない服で「あの人素敵！」と思わせる極意。ファッション誌には載っていない本当におしゃれな人の「服の買い方」。キャリア３０年超のスタイリストが初めて本音で語った！

目次

１　おしゃれな人ほど、少ない服で生きている
２　ムダ服を増やす、さまざまな罠
３　いらない服とすっきりお別れする方法
４　理想的なワードローブ大検証！
５　買い物に出かける前に
６　買っていい服、ダメな服
７　おしゃれは「トレンド」から「スタイル」へ
８　これからも、ずっと素敵でいるために

著者等紹介

地曳いく子［ジビキイクコ］
渡辺いく子。１９５９年６月生まれ。ファッション誌でキャリア３０年超を誇るスタイリスト。数多くの女優のスタイリングも手がけ、「着やせ」など実用的なテーマに定評のある“大人の女性”の服選びの第一人者（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[馨]

断捨離にハマっている影響で読みました。捨てる時、１番時間を取るのが洋服の処分なのですが、踏ん切りがつきました。 毎回ワンパターンになりがちな服装、実は自分のスタイルが固まっていて悪い事じゃないんだと気づきました。

2015/04/19

[♪みどりpiyopiyo♪]

歳を重ねることが わりと楽しみなのですが、そうは言っても あんまり地味だと新しいお友達も出来にくいし、年下のお友達とも遊びたいし。■自分の好きなスタイルで、今っぽさも楽しみつつ、その時々の年齢を楽しみながら、自信をもって着られる服ってどんなだろ？ と考えると結構難しいですよね。■この本、とても良かった。節約や片付けの為でなく、これからも一生 ファッションを楽しむための少数精鋭。お店やメディアの罠に惑わされず、自分にしっくりくるもの＂だけ＂を選ぶコツを教えてくれます。（名言が多かったので以下に覚書 →）

2016/11/16

[☆ぉりん☆]

良書だった。けっこう目からウロコが続々。「無理をして微妙なイマイチ服を増やすくらいなら、マイベストアイテムをもう一度着て、素敵な自分を譲らない方がいい」完全に今まで『バリエーションの呪い』にかけられていた‼︎ただでさえ、スタイルもファッションセンスもからきしで、その上『またアレ着てるの？』って思われるのが恐怖でしかなかった。こんまりメソッドでだいぶ数は減ったけど、まだまだ減らせそう！「ワンシーズンたった100日。その間にわざわざイマイチの服を着て、いちばん素敵な服を着る機会を減らす必要が？」確かに‼︎

2015/11/28

[とよぽん]

服装とその人の生き方・考え方がこれほど密接（ストレート）な関係にあるとは、改めて感じ入った。以前読んだ「フランス人は１０着しか服を持たない」と通底するものを感じる。足によい靴を探したい。

2015/07/25

[☆ゆう☆]

毎日いくら頑張ってお洒落をしても、たった一度でもダサい服を着てしまったらと思うと…衝撃的だった。確かに日本はバリーションが多い人ほどお洒落という傾向があるが、気が乗らない服を着るよりも、いつも同じだと思われようが、自分に似合うお気に入りの服を着たほうが自分を素敵に見せられる。それこそが究極のお洒落なのだと。服にかけられる金額は限度もあるが、定番のものなど、とても気に入ってこれなら毎日着る！のなら出し惜しみせず買っても良さそうだ。ワードローブの中はすべてがお気に入りと自信を持って言えるようになりたいものだ。

2016/11/24