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宝島sugoi文庫
歌舞伎町アウトロー伝説

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  • サイズ 文庫判/ページ数 221p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784800222831
  • NDC分類 213.6
  • Cコード C0195

内容説明

ヤクザ、半グレ、風俗王、ホスト、売春婦、カネ貸し、ボッタクリの帝王、中国マフィア、ポン引き…。アウトローが歩いた獣道を追い、彼らのカネと暴力にまつわる暗黒史を蘇らせた異色の裏面史ルポ。ヤバすぎる回想録!

目次

第1章 歌舞伎町アウトロー伝説(なぜ「縄張り」がかくも曖昧なのか 激動の歌舞伎町ヤクザ興亡史;発砲にガサ入れと幾度もの事件、ある日ベランダに組員が落下 歌舞伎町「ヤクザマンション」日々是好日;戦後闇市時代、圧倒的な強さを誇った「守護神」の実像 新宿の帝王加納貢の真実 ほか)
第2章 不夜城の黒歴史(歌舞伎町を愛しつづけた激動の24年 「歌舞伎町の案内人」李小牧、禁断の回想;青線、ピンサロ、ノーパン喫茶からデリヘルまで 風俗の聖地、回想録;社交さん、キャバ嬢、ホストの裏面史 歌舞伎町「水商売」怒涛の興亡録 ほか)
第3章 歌舞伎町の異邦人たち(作戦展開から10年、問われる成果と現実 歌舞伎町「浄化作戦」とは何だったのか;ネオン街利権をめぐる“半グレバブル” 新宿歌舞伎町で邂逅した関東連合と怒羅権;進化するアングラ金融ネットワーク 歌舞伎町地下銀行とマネーロンダリングの変遷 ほか)

著者等紹介

溝口敦[ミゾグチアツシ]
1942年東京・浅草生まれ。65年早稲田大学政経学部卒。ノンフィクション作家、ジャーナリスト。主として日本社会の暗部である暴力団や新宗教に焦点をしぼってジャーナリスト活動を続けている。2003年、同和利権を暴いた『週刊現代』での連載「食肉の王」とそれに加筆した単行本『食肉の帝王―巨富をつかんだ男 浅田満』(講談社)で編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞の大賞、日本ジャーナリスト会議のJCJ賞、第25回講談社ノンフィクション賞の3賞同時受賞を果たした

夏原武[ナツハラタケシ]
1959年生まれ。雑誌編集者を経てフリーに

鈴木智彦[スズキトモヒコ]
1966年北海道生まれ。日本大学芸術学部写真学科除籍。『実話時代BULL』編集長を経て、フリーライターに。幅広くヤクザ関連の記事を寄稿

小野登志郎[オノトシロウ]
1976年福岡県生まれ。ノンフィクションライター。早大中退後、フリーのライターとして執筆活動を始める。暴力団や外国人犯罪、それを追う警察、そして日韓の芸能界などについて取材し、月刊誌や週刊誌に記事を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kokoberu

1
メキシコの次はまた歌舞伎町に。都知事の浄化作戦によって大久保のコリアンタウン化が進んだり、中国からの私費留学生受け入れ拡大の際に日本語力を重視したことが東北マフィアを呼び込んだり、蛇頭がマフィアの名前ではなく役職の呼び名だったり、戦後の愚連隊が金持ちのボンボンが多かったためにヤクザから潰されなかったりと、へぇー!と思うことがたくさん。特に、テレクラ→個室ビデオ→ネカフェ→出会い喫茶、そしてロボットレストランと事業を拡大してきた森下景一を取り上げた章が面白かった。2015/11/07

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