内容説明
外科医として5000人以上のがん治療に携わり、ホスピス医に転身した小野寺時夫氏。これまで2500人以上を看取ってきた小野寺氏が聞いた“死に際”の言葉の数々。「抗がん剤治療を受けなければよかった」と語った50代の女性。「治るのかどうか聞くべきだった」と悔やむ会社社長。計画していた「第二の人生」を果たせなかった60代男性の無念…。「後悔のない人はいない」と小野寺氏は指摘するが、後悔の強い人、後悔の多い人は、安らかに死ねないと言う。どうすれば死に際に後悔の少ない人生を送れるのか。死と対峙しない現代日本人に贈る必読の書。この先、長く生きられないとわかったら、あなたはどうしますか?
目次
序章 さまざまな「死の間際の後悔」を知ることは、よりよい生へとつながります
第1章 死を忘れた日本人
第2章 治療を後悔する人が多すぎる
第3章 家族が不運でなければ、幸運である
第4章 オンナとカネが人生を壊す
第5章 やりたいことは今すぐにやる
第6章 死に際に後悔しないために、今できること
著者等紹介
小野寺時夫[オノデラトキオ]
1930年生まれ。日の出ヶ丘病院ホスピス科勤務。東北大学医学部大学院卒。元消化器・がん外科専門医。東北大学医学部第2外科専任講師、都立駒込病院(現がん・感染症センター都立駒込病院)副院長、都立府中病院(現東京都立多摩総合医療センター)院長を歴任。現在はホスピス医兼ホスピスコーディネーターとして緩和ケアに携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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