内容説明
「患者の話を聞かない医者」と「医者を信用しない患者」。勤務医は底辺労働者?大病院はなぜ並ぶ?ジェネリックは高くつく?NHK記者から医者になってわかった、医療現場の事情。
目次
第1章 医者とは、どういう人間なのか?(なぜ大病院では時間通りに診てくれないのか?―勤務医の多忙な生活;医学部入学から研修期間―「どんな医者になりたいか」がここで決まる ほか)
第2章 上手な医者へのかかり方(入院するときに、「つけ届け」は必要か?;高齢者が抱える問題は家族の問題でもある ほか)
第3章 「名医」とは、いったいどんな医者なのか?(誰にとっての「名医」か、それは患者によって異なる;救急車をよぶ前に考えるべきこと ほか)
第4章 その検査、治療、薬は本当に必要か?(抗菌剤(抗生物質)は万能薬、という誤解
点滴すれば良くなる、注射をすれば治るという「信仰」 ほか)
第5章 私たちの医療はどう変わる?(日本の健康保険制度はどう変わる?;健康保険制度のタブー?混合診療の扉が開かれる ほか)
著者等紹介
野田一成[ノダカズシゲ]
1972年生まれ福岡県出身。94年、鹿児島大学法文学部法学科を卒業し、NHKに入局。6年半、記者として事件や災害、選挙、行政の取材を担当し、退職。2001年山口大学医学部医学科に3年次学士編入学。茅ヶ崎徳洲会総合病院(現・湘南藤沢徳洲会病院)、大船中央病院、東京警察病院、公立昭和病院をへて、現在、ベトナム、ハノイのVINMEC INTERNATIONAL HOSPITALに勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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