話し上手はいらない―説得しない説得術

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話し上手はいらない―説得しない説得術

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  • サイズ B6判/ページ数 260p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784799315415
  • NDC分類 361.45
  • Cコード C0034

内容説明

説得術とは次の3つのステップであり、もっとも重要なのは、ステップ1の相手の気持ちを理解すること。ステップ1・相手の気持ち(心理)を理解すること。ステップ2・それに合った環境や材料を用意すること。ステップ3・クロージングトーク。そして、これらを戦略的に行うこと。

目次

序章 説得に言葉はいらない!?(相手にとって好ましい環境をつくる;話の内容より見かけと身振りを、周到に準備する;話し上手より聴き上手。相手が勝手に説得されるのを待つ ほか)
第1章 人間の基本的な心理のメカニズムを理解する(行動が感情や思考を変える;人は基本的に保守的;人は首尾一貫した行動をとろうとする ほか)
第2章 人の心理のさらに裏側を知る(人は、物事を自分なりの方法で分類し理解する―スキーマ;人は、現実を自分に都合がいいように解釈する―バイアス(1)
属する集団、世代が違えば常識も規範も違う―バイアス(2) ほか)
第3章 実証された説得技術を使いこなす(人は、選択肢が多すぎると、結局どれも欲しくなくなる;希少なものほど欲しくなる;人は、一度保有すると手放したくなくなる ほか)

著者等紹介

荘司雅彦[ショウジマサヒコ]
1958年、三重県生まれ。81年、東京大学法学部卒業、旧日本長期信用銀行入行。85年、野村證券投資信託入社、86年9月、同退社。88年、司法試験合格。91年、弁護士登録。平均的弁護士の約10倍の案件を処理する傍ら、各種行政委員会委員等も歴任。元SBI大学院大学教授。雑誌掲載記事多数。コメンテイターとしてテレビ、ラジオ出演も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひろ☆

22
バイアスやヒューリスティックスなど分かりやすい。人間の行動パターンを知っておくと、ちょっとした時に使える。2015/03/18

Hayek

3
★☆☆☆☆スキーマ、無数の棚で出来た枠組み(常識)のこと。常識とは偏見のコレクションである。2016/07/18

ゆー。

2
『人を納得させるためには「専門知識」と「対人関係力」が必要である』と。 実際、人は理屈で納得しても、自分の感情に反することは絶対にやらない!と力説されてました。 ここが著者の書きたいことかと。2017/06/25

wowon_2

1
7/10 説得に使える心理学的なテクニック集でした。人は提示された話に対してどのように感じるか。それに対して説得者はどのような対応をすればよいか。ある程度テンプレート化されているので、本書の内容をあらかじめ頭に入れて、自分の説得に取り入れていけば、勝率は上がると思いました。「落としどころ」の話も数ページ掲載されていました。個人的に落とし所の詰め方に興味がありますが、いまだ方法が理解出来ていないので、学べる書籍があれば読みたいです。2015/12/12

Yusuke Horimoto

1
私は結構口べただと自分で思っており、またそれをコンプレックスと感じていたこともあります。 この本では、話し上手である以上に、相手の立場をしっかりと理解しようとする姿勢を評価しておりました。 たしかにそのとおりですね。また話をする場所をしっかり考えることは、今後是非実践していきたいですね。2014/10/21

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