ディスカヴァー携書<br> 文系大学院生サバイバル

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ディスカヴァー携書
文系大学院生サバイバル

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  • サイズ 新書判/ページ数 232p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784799314456
  • NDC分類 377.9
  • Cコード C0236

内容説明

これでも君は学問の道を選ぶのか!屍となって消えてゆく大学院生は多数。本書は、これから大学院に進む者、いま大学院に在籍する者が危機を回避し、生き残ってゆくための「道しるべ」だ。

目次

第1章 大学院への「入院」
第2章 希望のない国
第3章 博士号への道
第4章 留学のすすめ
第5章 英語攻略法
第6章 留学対策編
第7章 技術編と現代科学
第8章 博士論文作成術
第9章 論文投稿術
第10章 学問と政治

著者等紹介

岡崎匡史[オカザキマサフミ]
1982年、埼玉県生まれ。2005年、日本大学法学部卒業後、日本大学大学院総合科学研究科博士課程入学。2010年、同大学院博士課程修了。博士(学術)学位取得。在学中にサンディエゴ州立大学大学院政治学部留学、国際連合大学大学院、スタンフォード大学フーヴァー研究所で学ぶ。北東アジア経済フォーラム・Young Leaders Program Fellow 2007&2011、日本大学大学院総合科学研究科ポスト・ドクトラル・フェロー、公益財団法人日本国際フォーラム研究員を経て、現在、東洋大学国際共生社会研究センター研究助手、日本大学大学院総合科学研究科客員研究員、日本大学生産工学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みっくん

38
大学院を取り巻く状況に対する恨み節からの、題名通りの(大学院内での)生き方至難。皮肉が軽妙で『自分の苦労は他人の肥やしにしかならない。』『苦労をして立派な人格を形成することができる人は、一割か二割だろう。残りの八割は、性格が崩れてゆく。』には吹き出したw崩れたのかな?ww2016/10/12

壱萬弐仟縁

28
大学院の犠牲になってはいけない(6頁)。身につまされる言葉。東大で学位取り、2012年芥川賞の円城塔(えんじょうとう)氏は、「ポスドクからポストポスドクへ」を「日本物理学会誌」に投稿、CiNiiで読めるという(41頁)。後で拝読しよう。私もその昔非常勤講師をしていた頃がある。あれは何だったのか? 著者は指導教授を3人変更したという(57頁)。やはり、教授といえども、教授である前に人間であったのだ。覇権を理由にアメリカに留学する(66頁)というのには私は反対だ。 2014/11/08

ホシ

23
一気に読みました。2013年の本で少し古いけど実情は変わってないと思う。どんなに大変な思いをして博士号を取得しても食べていけない現状。人が使い捨てにされるのは学問の世界も変わりません。そして、捨てられる理由も「本人の努力不足」で片付けられてしまいます。「便利であることは品がない」とある本で読みしたが、使い捨てが蔓延した日本は品を失って久しいですね。完膚なきまでに敗北しないと日本は自ら変わらないと著者は説きますが、深く共感しました。能力ある研究者が生き生きと活躍できるようにしなければ日本は確実に沈没します。2020/04/12

kubottar

10
文系大学院生はどこに就職するのか?その謎がわかります・・2014/06/15

zumi

8
酒で堕落しきった大学生に、現実の鉄槌を振り下ろしてくれるような本です。なんとかしよう、いや本当に••••••。序盤は大学院・博士号の諸々、中盤は英語等外国語の勉強法、終盤は論文の諸々と社会の現状、と結構色々と書いてある。別に大学院生でなくても参考になる。とりわけ文系大学生は一読しておいて損はないと思う。2014/02/23

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