内容説明
芥川賞作家の禅僧とガン医療の第一人者が語り尽くす!死と闘わない生き方とは。
目次
第1章 排除するだけでは病気は治らない(患者さんの「過去の時間」に病気の原因は隠されている;末期ガンでもなぜか治癒するケースがある ほか)
第2章 死と闘わない生き方とは(病気を治す「薬師如来」と心身を癒す「阿弥陀如来」;死は無くなることではなく、どこかへ行くこと ほか)
第3章 ガンになる「性格」「生き方」がある(ガンは常識的で真面目に生きてきた人がなりやすい;左乳ガンと右乳ガンの患者は生き方・性格がまったく違う ほか)
第4章 医療の仕組みがこわれる時(医者は国が作った「山分けシステム」の一員;手術の達成感をはるかに超えた患者さんからの言葉 ほか)
第5章 「死後」と向き合う(患者さんが亡くなる時、何かが「抜ける」瞬間がある;日本人はじっと耐えて、最後にスーっと諦める ほか)
第6章 ガンは「概念」の病気(考えすぎで起こるガンは、現代人に特有の病;理性こそ生命の力を弱めてしまう元凶 ほか)
第7章 「不二」の思想と出会う(物事を2つに分け、片方を否定すると本質は見えなくなる;変化を怖れず、受け入れると、いま・ここが涅槃になる ほか)
著者等紹介
玄侑宗久[ゲンユウソウキュウ]
1956年、福島県三春町生まれ。安積高校卒業後、慶応義塾大学中国文学科卒。さまざまな仕事を経験したあと、京都天龍寺専門道場に入門。2001年「文学界」に掲載の「中陰の花」で第125回芥川賞を受賞。2007年、柳澤桂子氏との往復書簡『般若心経いのちの対話』で第68回文藝春秋読者賞を受賞。仏教や禅にまつわるエッセイや対談本も多い。2008年より福聚寺第35世住職。花園大学文学部客員教授、新潟薬科大学客員教授
土橋重隆[ツチハシシゲタカ]
外科医、医学博士。1952年、和歌山県生まれ。1978年和歌山県立医科大学卒業。1981年、西日本で最初の食道静脈瘤内視鏡的栓塞療法を手がけ、その後、2000例以上の食道静脈瘤症例に内視鏡的治療を施行する。1991年、和歌山県で最初の腹腔鏡下胆嚢摘出手術を施行、その後8年間に750例以上の腹腔鏡下手術を行う。2000年、帯津三敬病院にて終末期医療を経験、現在は三多摩医療生協・国分寺診療所で外来診療を行っている。ガンや生活習慣病には「治療の主役は医者ではなく、患者さん」と説き、全国各地で講演を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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さっちも
しゅんぺい(笑)
telephone
雪柳
cocolate