内容説明
『博士漂流時代』で科学ジャーナリスト賞受賞の著者が自ら身を置く医療業界のマスコミが書かない問題を衝く!
目次
第1章 誰が医者になるべきか(医学部人気が止まらない;医学部には医者家系出身が多い;医師は多彩な生き方もでくる―めずらし医たち ほか)
第2章 パンダと病理医―知られざる医師不足(父が解剖された日;治療のチェックをする医者が足りない;病理医の仕事 ほか)
第3章 取っても食えない博士号と基礎医学の危機(「医学博士」は存在しない?;医学博士は簡単?;医学博士量産のカラクリ ほか)
第4章 医者ムラの住人はインテリヤクザ?(医者はヤクザのムラ社会?;全国に80の医学部;学閥ができるMかニズム ほか)
第5章 医療を変えるのは誰か(それでも医療はまわっていく;諸悪の根源か―新臨床研修制度;60歳まで生きられない―心臓外科医の壮絶な覚悟 ほか)
著者等紹介
榎木英介[エノキエイスケ]
1971年横浜生まれ。東京大学理学部卒業後、大学院で生物学の研究をしていたが、研究を医療に役立てたいと思い神戸大学医学部に学士編入学。2004年、32歳で医師免許取得。新臨床研修制度の一期生として2年間を過ごし、研修修了後病理医になる。06年、医学部在学中の研究により博士号(医学)取得。現在近畿大学医学部講師。病理専門医、細胞診専門医。著書は『博士漂流時代「余った博士」はどうなるか?』(ディスカヴァー・トゥエンティワン、科学ジャーナリスト賞2011受賞)等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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香菜子(かなこ・Kanako)
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