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内容説明
「MANGA」が世界共通語として使われ、アメリカやヨーロッパでは、アニメのコスプレが日本文化として人気を集めているという。しかし、日本のアニメ、マンガは本当に産業として成り立っているのだろうか?作品の、芸術としての評価と、ビジネスとしての評価は別物である。「クールジャパン」と胸をはる日本人だが、実は、世界で儲かるコンテンツを確立しえていないのだ。作品がすばらしいのは、ディレクター(作家)の才能。作品が売れるのは、プロデューサー(統括管理者)の才能だといえる。日本はディレクター大国であり、アメリカはプロデューサー大国なのである。アニメ、マンガ等のコンテンツ産業を、外貨を稼ぐ「本当の産業」とするための知財立国への道を探る。
目次
第1章 日本のアニメ、マンガは今でも最強なのか?(世界で人気の日本アニメ、マンガ。しかし収益は期待外れ;「心」や「サスペンス」を描くアニメに驚くアメリカ人 ほか)
第2章 海外で人気のアニメ、マンガが、なぜビジネスにつながらないのか?(人気と収益がつながらないのはなぜ?;日本のアニメ、マンガの強みとは ほか)
第3章 アメリカのコミック戦略(「アベンジャーズ」に見る周到なマーケティング戦略;コミックは映画のプロモーション・ツールになった ほか)
第4章 コンテンツ産業の未来予想(コンテンツ産業とはいったい何か?;つかみどころのないコンテンツ産業の定義 ほか)
第5章 アニメ、マンガで収益を上げるには?(VPOGSOT 7段階戦略モデル;アニメ、マンガで外貨を稼ぐために ほか)
著者等紹介
板越ジョージ[イタゴシジョージ]
在NY起業家、中央大学政策文化総合研究所客員研究員。1968年東京生まれ。高校卒業後、バックパックを背負って貧困の街、内戦地区など世界35カ国を遊訪。サウスカロライナ大学国際政治学部卒業。NYの出版社に就職した後、同地で起業、多額の投資を集めて米NASDAQへ日本人最年少として上場計画をたてるも、9・11の影響などで倒産。現在は、出版、米国会社設立コンサルティング、版権エージェント、イベント事業等を手がける。NYに日本人会館を設立。中央大学大学院(MBA)、同大学院総合政策研究科博士後期課程。東京国際アニメフェア実行委員、坂本龍馬財団理事。元ジャニーズJr.という異色の経歴を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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