内容説明
スキージャンプ、F1、柔道などの「国際スポーツ」で…、また、半導体、自動車、大型二輪車などの「国際ビジネス」で…、日本が勝つとルールを変えられるのはなぜ?日本人と欧米人とのルールに対する考え方の違いとその理由を解き明かし、日本人がルール作りに参画するにあたって持つべきプリンシプルと、失ってはいけない美徳を語る。スポーツ、ビジネス、政府関係者など、さまざまな分野のプロフェッショナルから反響を呼び、「国際感覚が磨かれる」「日本的な考え方の良し悪しが分かる」と多数の読者からご好評をいただいた『ずるい!?なぜ欧米人は平気でルールを変えるのか』(2009年12月刊行)に大幅加筆した増補改訂版。
目次
第1章 なぜ私たちはルール変更を「ずるい」と思うのか?(欧米列強はずるい!?;私たちはなぜ「ずるい!」と感じるのか?;本章のまとめ 日本人が“ルールの利用”を好まない3つの理由)
第2章 実際に「ずるい」を味わってみる(スポーツでの「ずるい」を味わってみる;ビジネスでの「ずるい」を味わってみる;本章のまとめ ルールを理解するための3つの視点)
第3章 ルールを変えれば本当に勝てるのか?(ルール変更の“その後”を検証する―スポーツ編;ルール変更の“その後”を検証する―国際ビジネス編;本章のまとめ ルール変更の結果についての3つの結論)
第4章 ルールがあってこそ成長する(ルールこそ成長の糧である;パラダイムの変化;本章のまとめ ルールは成長の糧になる)
第5章 ルール作りのプリンシプル(ルール作りはお上だけの仕事ではない;ルール作り参画のプリンシプル;ルール作り参画の2つのキーワード;本章のまとめ 製品を作るようにルールを作る)
著者等紹介
青木高夫[アオキタカオ]
本田技研工業(株)勤務。HONDAでは、渉外業務において税制・通商など国内外の自動車産業に関わるルール作りに参画。海外営業時代は、豪州・英国に駐在し大洋州・中近東・北中欧での販社開発・企業合併を多国籍部門のマネジメントを通じて行う。この間、海外でのレース活動にも関与した。専修大学(大学院)にて、そうした経験を基礎として主に産業政策論を講じている。また、業務や講義に関連する欧米のビジネス書を発掘・翻訳。1956年、東京都出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kochanosuke
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くりりんワイン漬け
クラッシックラガー
hatagi59