ディスカヴァー携書<br> 中国人は本当にそんなに日本人が嫌いなのか

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ディスカヴァー携書
中国人は本当にそんなに日本人が嫌いなのか

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  • サイズ 新書判/ページ数 331p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784799310021
  • NDC分類 302.22
  • Cコード C0236

内容説明

日中間では、ビジネス、文化交流を問わず、さまざまな局面で摩擦や衝突がよく起きる。なぜだろうか?お互いのことを「誤解」しているからだろうか?だとすると、それはどこから生まれたのだろうか?加藤嘉一、26歳。北京大学に単身留学し、8年にわたって新聞・雑誌コラム、ブログを通じて、中国の人々への発信を続けてきた。今や、「中国で最も有名な日本人」と呼ばれるようになり、真の「日中関係の架け橋」としての活躍に大きな期待が寄せられている。そんな彼が、自分の目で見て感じた中国の「今」とは、いったいどんなものだったのか?―本書は、中国で出版され、若者を中心に大きな話題を呼んだ彼の代表作に大幅な加筆修正を施し、日本語版として刊行するものである。日本凱旋デビュー作となる本書は、切れ味鋭い、洞察力にあふれた日中社会比較エッセイであるのと同時に、「結局、中国人は、心の中では何を考えているのか?」を知りたい人にとっても、すぐれた示唆に富む書となっている。

目次

第1部 ぼくが見た中国人(中国人は、なぜ感情をあらわにするのか;中国人女性は、なぜそんなに気が強いのか;中国の「八〇後」は、30歳にして自立できるか;中国人は、なぜ値切ることが好きなのか;中国人は、なぜ信号を無視するのか;中国の大学生、特にエリートは真の愛国者なのか)
第2部 ぼくが見た中国社会(中国は、なぜ日本に歴史を反省させようとするのか;中国は、実はとっても自由な国だった!?;中国は、すでに安定した経済大国なのか;中国社会は、計画が変更に追いつかない!?;中国では、「政治家」と「官僚」は同義語!?;中国の「ネット社会」は成熟しているのか;日中関係は、なぜマネジメントが難しいのか)
中国人は本当にそんなに日本人が嫌いなのか

著者等紹介

加藤嘉一[カトウヨシカズ]
1984年静岡県生まれ。2003年高校卒業後、国費留学生として北京大学に留学。同大学国際関係学院大学院修士課程修了。英フィナンシャルタイムズ中国語版コラムニスト、北京大学研究員、中国中央電子台(CCTV)、香港フェニックステレビでコメンテーターを務める。年間300以上の取材を受け、200本以上のコラムを書く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

扉のこちら側

42
初読。2015年227冊め。昨年から中国の某大学の学生とメールや文通で交流している。しかし色々と語り合うには私は知識不足だと感じている。ところで巻末の著者年表に突っ込みたい。経歴詐称で大炎上したから火消し目的なのか…これくらい自己アピールしないと国際舞台ではやっぱりやっていけないのかな。2015/03/07

ntahima

42
日本脱出の経緯といい卓越した語学力に支えられた類稀なる行動力といい国際ジャーナリスト落合信彦氏を思い出さずにはいられない^^;さて本作であるが中国語版が先のようだ。世に読者を選ばない硯学の名著もあるが現時点で氏にそれを求めるのは酷というもの。従って中国人読者が対象となる。幾ら大幅に加筆・修正したと言っても、まだ日本の話題が多過ぎかつ物足りない。高校卒業とともに中国に渡った為、日本社会に関する経験が不足しているのを責めるつもりはないし、反日的でも構わない。もっと読み応えのある、氏にしか書けない中国論に期待!2012/03/15

James Hayashi

24
当時、「中国で最も有名な日本人」ともいわれ、日中で書物を刊行。山梨学院卒、北京大国際関係大学院修士課程修了。11年著。あまり参考にならなかったが、両国で発信できる特異な才能があるので今後も注目。中国ではいじめがないことや、出る杭も打たれないのは素晴らしい。2019/09/29

Carlos

21
題名が内容と違いアウト。2020/01/29

sibasiba

14
中国版を大幅に加筆修正した2011年発行のもの。タイトルはあんまりだが内容とは関係なし。日本と中国を比べた話。中国のルール意識やモノの見方等色々面白く読んだが、日本脱出者特有の日本社会に対するルサンチマン的な毒と偏見けっこうあってうんざり。事実誤認やどう考えても嘘もあるし。二世政治家に妙に拘るのは何なんだろう。「好き嫌いを乗り越えてお互い上手く付き合おう」という作者の主張には共感するのだが。日中合作ドラマ撮影の苦労した「計画は変更に追いつかれない」を信奉する中国人の話が一番面白かった。2016/05/16

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