ローマ帝国の食糧供給と政治 - 共和政から帝政へ

個数:

ローマ帝国の食糧供給と政治 - 共和政から帝政へ

  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2024年04月19日 11時18分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 279p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784798500430
  • NDC分類 232
  • Cコード C3022

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

わたる

1
著者の過去の論文を元にした研究書。古代ローマ政治史。序論と結論含め全9章。個人への権力集中が確立した元首政期と、そこへ至る過程としての共和政末期の社会状況を吟味し、ローマ社会と統治の本質を考察する。統治層内部の対立が激化したことの最終局面として、さらに安定した食糧供給の必要性によって個人への権力委託は現れたとし、それが元首政に繋がると指摘する。この時期はよくある政治史の論点だが、ミラーへの真っ向の批判という点と統治層と市民政治への鋭い洞察は画期的。ただ、タイトルにある「食糧供給」は後半ほとんど出てこない。2012/02/29

わたる

0
1章は研究史。2章ではアウグストゥス期に統治理念として確立した食糧供給が共和政期に醸成されたと述べ、3章で前123年の法以降の穀物供給への統治権力介入過程を描く。4章ではアウグストゥスに与えられた「食糧供給のための配慮」の前例を前57年のポンペイウスに見出し、その先例たる前67年のガビニウス法の背景に元老院が穀物供給の安定化を意図していたと5章で指摘し、単独統治者への権力委託という元首政期への連続性を示す。6章・7章はさらに共和政中期にまで遡る。考察が統治層のみに止まっているため、民衆側の研究が待たれる。2012/08/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/3088700
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。