内容説明
学校教育をめぐるさまざまな問題、満たされないニーズ、局所的に起こっているイノベーション、それらをすべて「破壊的イノベーション理論」で見事に体系づけ、説得力のある説明を与える。
目次
第1章 人によって学び方が違うのに、なぜ学校は教え方を変えられないのか
第2章 移行を行なう 学校は社会の要求に応えている
第3章 教室に押し込まれたコンピュータ
第4章 コンピュータを破壊的に導入する
第5章 生徒中心の学習システム
第6章 幼年期が生徒の成功に与える影響
第7章 教育研究を改善する
第8章 変革に向けたコンセンサスを形成する
第9章 イノベーションに適した構造を学校に与える
著者等紹介
クリステンセン,クレイトン[クリステンセン,クレイトン][Christensen,Clayton M.]
1975年ブリガムヤング大学経済学部を首席で卒業後、77年英国オックスフォード大学で経済学修士、79年ハーバード大学ビジネススクールで経営学修士取得。卒業後、米国ボストン・コンサルティング・グループにて、主に製品製造戦略に関するコンサルティングを行ないながら、ホワイトハウスフェローとして、エリザベス・ドール運輸長官を補佐。84年MITの教授らとともに、セラミック・プロセス・システムズ・コーポレーションを起業し、社長、会長を歴任。92年同社を退社し、ハーバード大学ビジネススクールの博士課程に入学し、わずか2年で卒業した(経営学博士号取得)。その博士論文は、最優秀学位論文賞、ウィリアム・アバナシー賞、ニューコメン特別賞、マッキンゼー賞のすべてを受賞。コンサルティングファーム、イノサイトを創設
ホーン,マイケル[ホーン,マイケル][Horn,Michael B.]
イェール大学で学士号を、ハーバード大学でMBAを取得。非営利シンクタンクのイノサイト・インスティテュートを共同創設し、エグゼクティブディレクターとして就任
ジョンソン,カーティス[ジョンソン,カーティス][Johnson,Curtis W.]
執筆家およびコンサルタント。大学の学長、政策研究組織の所長などを経て、ミネソタ州のアーンカールソン知事の主任補佐官を務めた
櫻井祐子[サクライユウコ]
翻訳者。雙葉学園、京都大学経済学部卒業、オックスフォード大学大学院経営学研究科修了。東京三菱銀行(現三菱東京UFJ銀行)などを経て現職
根来龍之[ネゴロタツユキ]
早稲田大学ビジネススクール教授・経営戦略モジュール責任者、早稲田大学IT戦略研究所所長。経営情報学会会長、Systems Research誌Editorial Board′国際CIO学会誌編集長、CRM協議会副理事長。京都大学卒業(社会学専攻)、慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了(MBA)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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