内容説明
コンサルタントじゃ変わらない!「トヨタ」&「リクルート」最強のタッグで教える、現場と人から会社が変わる方法。
目次
はじめに コンサルタントじゃ、変わらない?
第1章 五つのアクションで、現場が変わる!
第2章 改善は、基本動作の徹底から!―サカエ理研工業株式会社津島工場
第3章 工場が変われば、営業も変わる!―株式会社メタリックスジャパン中津工場
第4章 現場が変われば、会社も変わる!―河村電器産業株式会社つくば工場
第5章 工場のノウハウで、物流業も変わる!―スズデン株式会社両国センター
第6章 ボトムアップじゃ、変わらない?
おわりに OJTでいこう!
著者等紹介
中川淳一郎[ナカガワジュンイチロウ]
東京都出身。一橋大学商学部卒業。博報堂に入社後、企業の広報業務を請け負うコーポレートコミュニケーション局(CC局)に配属。マスコミ論調の分析からイベントまで、硬軟混じった業務を行う。博報堂を退社後、フリーの編集者/ライターとなる。雑誌を中心に「日経ビジネスアソシエ」「日経エンタテインメント!」「テレビブロス」などで執筆中。「仕事の尊さ」「会社員」「就職活動」など仕事関連のテーマに関心を持つ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
読書国の仮住まい
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OJTの真の意味は、現場において実際にその仕事を行いながら学ぶこと。 やるべきアクションは五つ。 ①分ける−いるものといらないものを分ける ②捨てる−スペースすっきり、余力も生まれる ③測る−現場に数値を示す ④決める−決めたことに例外はない ⑤見せる−百聞は一見にしかず 成功のポイント ①リーダーを専任にする ②メンバーに変化に前向きな人材を選ぶ ③関係部署のスタッフをメンバーに入れる ④指揮系統を整備する ⑤目標を明確にする ⑥社内に積極的にプロジェクト情報を伝える ⑦迅速な社内決済を行える体制を作る2023/10/26
chippy
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OJTの基本は分ける、捨てる、測る、決める、見せるの5つで、とても基本的なこと。ポイントは、リーダーを選任にし、関係各部署のスタッフをメンバーに入れ、指揮命令系統のルール化、目標の明確化、情報共有の徹底とこちらも基本的なこと、そして何より、経営者の本気度がプロジェクト成功の鍵となる。実際の成功プロジェクトのやり方も詳しく紹介されており、興味深い一冊でした。2016/01/03
koi
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変わるための5つのアクションが、分ける、捨てる、測る、決める、見せる。あと、かんばん。2015/01/15
すべから
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OJT(研修)の本かとおもいきや、「工場の業務の無駄を省く」ことを中心にプロセス改善の方法が書かれている。それを従業員に見せ、実践することで、自ら改善提案をするようになったのは、結果としてOJTになっているが、これはOJTの方法のほんの一部でしかない。現場を変えた実例の参考書籍としては○。2013/03/30