内容説明
“電力会社で音が変わる”は本当なの！？今まで信じていたことは非常識だった。アンプ設計のプロがそっと教えるベテランオーディオマニアも知らない新常識。
目次
１章 音源と再生装置の話―ハイレゾの音は本当にいいの？
２章 オーディオ界定説のウソとホント！
３章 アンプの回路と部品にまつわる話
４章 アンプスペックのお話
５章 サントリーホールは何故音が寂しいのか
６章 常識はずれなスピーカーとセッティングの話
７章 イヤホン・ヘッドホンのＡＢＣ
８章 オーディオ業界にまつわるお話
９章 ピケティーに続け―オーディオと経済の悲しい関係
著者等紹介
大藤武［オオフジタケシ］
有限会社オーディオデザイン代表。１９５９年生まれ。東京都出身。１９８４年ＮＥＣ入社、半導体の研究開発に従事。ＡＴ＆Ｔベル研究所（米国ＮＪ州）に駐在するなどし、１９９８年、大阪大学より工学博士号取得。１９９９年インテルに転職、２００４年退職し、有限会社オーディオデザインを設立。同社のアンプ製品等はオーディオ各誌からオーディオ銘機賞、Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ ｏｆ ｔｈｅ Ｙｅａｒ、Ｂｅｓｔ Ｂｕｙ Ｃｏｍｐｏｎｅｎｔｓ等を受賞し、注目を集めている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ナポリタンに牛乳
8
私の愛用している AKG IP2イヤホンを試聴機として使用しているので、きっと良い本に違いない。...よくわからんですよオーディオは。好きなラーメンをあれこれ分析/批評しているようにしか思えない。カップラーメンよりお店で食べるラーメンの方が美味しいと思うけど、800円と1万円のラーメンの違いが分かるかというと自信がない。価格.com でオーディオ機器のクチコミ/レビューをたまに見るけど、マニアの方はそんなに聴覚に自信があるのかな？。味覚と同じで好みは千差万別のはずなのに”善悪”をつけたがる。2016/01/02
qoop
2
テクニックというより、一部オーディオマニア的〈常識〉を疑い、検証し、打破する提言集といった趣か。ごく真っ当に思われる記述や、感じていたことを裏付けされた感のある項目、より詳しく聞いてみたい話題など、なかなか面白かった。ハイレゾの扱いなどは物議を醸しそうだけれど、ハイレゾが云うほど抜きん出ていると感じたことがないので、感覚的に同意しながら読んだ。某ホールの音響に関しても思うところあったので、なるほど、と。2015/09/04
Doughnut
0
半分以上理解できないが「レコードは高音域が100倍になってる」のは初耳。無垢な録音物のイメージはいつからついているのだろう。物理的欠陥を補うための加工が、むしろ原始的なアリノママとして根付いているのか？2016/06/16
井ノ口
0
ハイレゾやスピーカーの設置は正三角形に、等の疑問を感じていた数々の定説に科学的な否定的な著者の意見に共感できる点が多く安心させられた。2016/05/30
