内容説明
古からの魔法ガベージコレクションの秘密を完全解説。
目次
アルゴリズム編（ＧＣを学ぶ前に；マークスイープＧＣ；参照カウント；コピーＧＣ；マークコンパクトＧＣ；保守的ＧＣ（Ｃｏｎｓｅｒｖａｔｉｖｅ ＧＣ）
世代別ＧＣ（Ｇｅｎｅｒａｔｉｏｎａｌ ＧＣ）
インクリメンタルＧＣ（Ｉｎｃｒｅｍｅｎｔａｌ ＧＣ））
実装編（ＰｙｔｈｏｎのＧＣ；ＤａｌｖｉｋＶＭのＧＣ；ＲｕｂｉｎｉｕｓのＧＣ；Ｖ８のＧＣ）
補遺
著者等紹介
中村成洋［ナカムラナリヒロ］
株式会社ネットワーク応用通信所研究員
相川光［アイカワヒカリ］
東京大学大学院情報理工学系研究科修士二年生
竹内郁雄［タケウチイクオ］
東京大学大学院情報理工学系研究科教授（～２０１０年３月）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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シェン
1
恐らく日本語になっているＧＣに関する実装面まで突っ込んだ唯一の本。前半の理論編だけでも読むとＧＣへのモヤッとした理解が知識レベルまで昇華されるであろう。ただ、すっごい分厚いのでな、腕力必要。2012/11/08
nashcft
0
実装編は実際に処理系の中身 (コード) を覗くことになるので、言語実装に興味が無いと読み進めるのはやや厳しいかも。アルゴリズム編だけでも読む価値は十分あるので、無理に読み通さなくても良いかもしれない。2016/03/28
butako
0
図解が多くてとてもわかりやすい。良書。実装編はまるまる読んでないけど。javaの実装読んでみたかった。そこだけが残念2014/10/24
disktnk
0
前半は参照カウント式、マークスイープ式、コピーGC、保守的GC、世代別GC等、GCの基礎理論の解説。後半はPythonやDalvikVM、V8等に実装されているGCを実際のコードと共に追っていく。処理の根幹を説明後、詳細を追うと共に、場合分けでアルゴリズムに抜け漏れがないことを確認していくという、論文ではよく見られる論理展開を、とても易しく解説されているところがよい。 現実の実装を見ることにより、各処理系がどのようにしてアドホックに基礎理論を組み合わせているのか、というのが分かるだけでも価値があると思う。2014/06/27
sa__i
0
GCのアルゴリズムと処理系(python)での実装方法についてわかりやすく説明されていてよかった2012/11/02
