フランスを救った日本の牡蠣―もっともっとフランスが好きになる本

フランスを救った日本の牡蠣―もっともっとフランスが好きになる本

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  • サイズ B6判/ページ数 258p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784797986488
  • NDC分類 666.7
  • Cコード C0062

内容説明

1960年代の終わりから70年代にかけて、フランスの牡蠣が病気になり、全滅しかけたことがあった。この危機は日本のマガキの稚貝の輸入によって奇跡的に救われたのであるが、当時のフランス人関係者は、皆、日本に深く感謝しており、助けてもらった時の心境を新鮮に語ってくれた。聞いていたわれわれにもその感動がストレートに伝わってきた。「フランスを救った日本の牡蠣」というタイトルはこうして生まれた。この誇るべき日仏友好の美談を1人でも多くの人に知らせたい、という想いがこの本を書くきっかけの一つになった。

目次

第1章 ノルマンディ(ノルマンディ地方の牡蠣養殖状況;フランスの牡蠣流通状況)
第2章 ブルターニュ(ブルターニュ地方の牡蠣養殖状況;フランスにおける牡蠣養殖方法)
第3章 ヴォンデ・アトランティック(ヴォンデ・アトランティック地方の牡蠣養殖状況;牡蠣フライ普及への挑戦)
第4章 マレンヌ・オレロン(マレンヌ・オレロン地方の牡蠣養殖状況;みどり牡蠣)
第5章 アルカッション(アルカッション地方の牡蠣養殖状況;フランスを救った日本の牡蠣)
第6章 トウ(トウ地方の牡蠣養殖状況;品質を守る挑戦)

著者等紹介

山本紀久雄[ヤマモトキクオ]
1940年生れ。中央大学商学部卒。日仏合弁企業社長、資生堂事業部長を歴任。現在有限会社「山本」代表取締役。経営コンサルタント。時流・山岡鉄舟・世界の温泉・世界の牡蠣について研究。時流分析レポート「YAMAMOTO・レター」発行。「経営ゼミナール」事務局長。時流研究塾・山本塾・鉄舟サロン講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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sonohey

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牡蠣を巡るフランスの旅の記録。フランス人はほとんどが牡蠣を生で食すという。しかも1年中。さらに、そうそう「あたらない」という。せっかくなら「あたらない」理由を究明してほしかった。ただ、厳しい認定基準をもつ原産地呼称統制(AOC)や、遺伝子操作による三倍体牡蠣、人工的に色をつけたみどり牡蠣に対する現地人の否定的な感想を読むに、味と安全へのこだわりは日本より徹底しているのかもしれない。余談ながら、パリの国立図書館は3ユーロの入館料をとるものの、無料かつ煩雑な手続きなしでコピーができるという。いいんじゃない?2014/06/15

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