日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか

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  • サイズ B6判/ページ数 318p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784797673289
  • NDC分類 210.76
  • Cコード C0095

出版社内容情報

実は、改憲せずとも、米政府と米軍部の判断次第で「日本をあらゆる戦争に参加させうる」『指揮権』。日本人の誰も知らない謎の権力の存在と異常な成立過程を初めて証明。参院選を直前に、全日本人必読の衝撃の書!




矢部 宏治[ヤベコウジ]

内容説明

ベストセラーとなった前作、『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』をはるかに上まわる衝撃の真実!日本の戦後史に、これ以上の謎も闇も、もう存在しない!

目次

序章 六本木ヘリポートから闇の世界へ(外務省の高級官僚も知らない「横田空域」;日本には国境がない ほか)
1 ふたつの密約―「基地」の密約と「指揮」の密約(「基地権密約」と「指揮権密約」;日本政府の対応 ほか)
2 ふたつの戦後世界―ダレスVS.マッカーサー(朝鮮戦争直前―マッカーサー・モデルの崩壊;朝鮮戦争の勃発―「基地権問題」の決着と「指揮権問題」の浮上)
3 最後の秘密・日本はなぜ、戦争を止められないのか―継続した「占領下の戦時体制」(第1次交渉の合意まで(~1951年2月9日)
マッカーサーの解任(1951年4月11日) ほか)
あとがき 私たちは、なにを選択すべきなのか(独立のモデル;フィリピン・モデル―「米軍撤退条項」と「加憲型」の改憲 ほか)

著者等紹介

矢部宏治[ヤベコウジ]
1960年、兵庫県生まれ。慶応大学文学部卒業後、(株)博報堂マーケティング部をへて、1987年より書籍情報社代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おおにし

26
朝鮮特需により日本の経済が息を吹き返したという話は散々聞かされてきたが、日本は朝鮮戦争で米軍(国連軍)の後方支援として軍隊(警察予備隊)を創設させられだけでなく、掃海艇部隊が参戦させられていた(そして戦死者まで出していた)という事実は知らなかった。占領下とは言え、すでにこの時点で憲法9条は反故にされていたとは驚きだ。そして、朝鮮戦争は停戦中のため、日本の後方支援が継続していると考えると、未だに米軍が駐留している現状も腑に落ちる。要は朝鮮半島に平和が訪れない限り、米軍基地問題は解決しないということ。2016/06/26

勝浩1958

23
「日米両政府は5日、沖縄県での米軍属による女性暴行殺害事件を受けた再発防止策で合意した。」このような報道が流れると日本政府は沖縄のことで米政府としっかり交渉しているとの印象をもつ国民もいるのでしょうが、このような弥縫策では日米の関係はなにも改まらないことがこの本を読むとよく分かります。要するに、占領下にアメリカとの戦争協力体制を法的に結ばされてしまったという、この根幹部分をひっくり返さないかぎり日本はアメリカの属国であり続けるのです。果していまの日本の政治家でこの難題を解決できるのでしょうか。2016/07/09

冬佳彰

20
前作を読んだのはいつだったか。結局、敗戦〜(形だけの)独立にいたる駆け引きの中で、ある程度は毒だと分かっていながら、国民に開示できない部分は「密約」の形で呑んでしまった、そのツケが今でも継続しているということだ。すごいよな、日本のエリート官僚たちが月例を繰り返している相手が、在日米軍の軍人という図式は。シビリアン・コントロールって言葉は、占領地である日本では無効、ってことか。著者の丹念な調査過程に、時折、置いていかれそうになる部分はあるが、こういう成果は、歴史教育にフィードバックすべきだとは思う。(続く)2022/01/08

カープ坊や

17
アメリカ公文書の情報公開から明らかになっていく日米の密約。 この密約が日米安保よりも 日本国憲法よりも優先するために いまだに日本はアメリカの占領状態! 植民地状態ということか。  まずは首都東京上空がいまだにアメリカ様の占領空域で日本の飛行機が飛ぶ事が出来ない現実をふまえ 東京周辺の領空を早く日本に返還してもらいたいものです。2016/09/05

makio37

15
前作までにだいぶ明らかになってきた「基地権」密約の構造をさらに深掘りし、その理解を助けに「指揮権」密約の構造解明に挑んでいる。ダレスらが仕掛けたトリックのおかげですぐには理解できず、何度も戻りながら読み進めた。―「占領体制の継続」よりもはるかに悪い「占領下における戦時体制(=戦争協力体制)の継続」―。そういうことか。この現状を知れば、昨年の安保関連法成立も"さもありなん"と思えてくる。最後に今後日本が採るべき道についての提案があった為か、前作ほどの読後の無力感はない。2016/06/01

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