内容説明
米国のイラク統治の内実を暴いた衝撃のインサイド・レポート。英国「サミュエル・ジョンソン賞」受賞。
目次
第１部 「租界」誕生（チグリス川のベルサイユ宮殿；すくみ上がった鹿のように；責任者は誰だ？；コントロール・フリーク；この連中は、いったい何者なのだ？ ほか）
第２部 砕け散った夢（これを終わらせてくれ；計画が崩れていく；骨折り損のくたびれ儲け；いつまでもこの調子で続けられるわけがない；チャンスを逃す ほか）
著者等紹介
チャンドラセカラン，ラジブ［チャンドラセカラン，ラジブ］［Ｃｈａｎｄｒａｓｅｋａｒａｎ，Ｒａｊｉｖ］
１９７３年、米国カリフォルニア生まれ、スタンフォード大学（政治学）卒業。１９９４年『ワシントン・ポスト』に入り、カイロ、東南アジア支局を経て、２００１年９・１１以降、アフガニスタンの取材チームに参加。２００３年４月から２００４年１０月までバグダード支局長としてアメリカのイラク占領を報道した。『グリーン・ゾーン』により、優れたノンフィクションに与えられる「サミュエル・ジョンソン賞」（２００７年）を受賞。現在、ワシントンＤ．Ｃ．在住
徳川家広［トクガワイエヒロ］
翻訳家、政治・経済評論家。１９６５年、東京都生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業後、米ミシガン大学大学院で経済学修士号を取得。国連食糧農業機関（ＦＡＯ）のローマ本部、ベトナム支部に勤務した後、米コロンビア大学大学院で政治学修士号を取得（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カザリ
39
う～ん、今更読んで今更思うんだけど、アメリカってこの戦争しなかったほうがよかったんじゃないかなあ。これから、今更ですがイラク戦争関連の本を読み漁る予定です。。アメリカの戦争アクションはやっぱり、軍産複合体の在庫処理が大きいのかなあ。。全貌が見えないなあ。2017/06/28
北条ひかり
1
11時間35分。2014/10/02
キミ兄
1
あまりの浪費に疲労する。☆☆☆☆。2012/10/08
SHO
1
アメリカのイラク占領が如何にして失敗に終わったかのかが様々な立場の人々の視点で描かれていて楽しく読めた。国際的には全く楽しいことではないけれど。2010/05/29
