ローマから日本が見える

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  • サイズ B6判/ページ数 366p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784797671377
  • NDC分類 232
  • Cコード C0022

内容説明

古代ローマ人と日本人、どこが同じでどこが違うのか。もう一つの『ローマ人の物語』。

目次

第1章 なぜ今、「古代ローマなのか」
第2章 かくしてローマは誕生した
第3章 共和政は一日にしてならず
第4章 「組織のローマ」、ここにあり
第5章 ハンニバルの挑戦
第6章 勝者ゆえの混迷
第7章 「創造的天才」カエサル
第8章 「パクス・ロマーナ」への道
第9章 ローマから日本が見える
特別付録 英雄たちの通信簿

著者等紹介

塩野七生[シオノナナミ]
1937年7月7日、東京生まれ。学習院大学文学部哲学科卒業後、1963~68年にかけてイタリアで遊びつつ、学ぶ。1968年より執筆活動を開始。主な著書に『ルネサンスの女たち』『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』(毎日出版文化賞)、『海の都の物語』(サントリー学芸賞)など。1992年より、ローマ興亡の歴史を描く『ローマ人の物語』を一年一作のペースで書き続けている。1970年よりイタリア在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mahiro

14
ローマ人の物語執筆中に書かれた、アウグストゥスあたりまでのダイジェスト本。私がすごいと思ったのは『パンとサーカス』を知る為に実際に当時ローマ人の支給されていた量の小麦でパンを焼いてみたという所、これで作れるパンの量は一家の食をまかなえる物ではなかったと判明したと納得、そういう所が塩野氏らしい。2017/04/11

名言紹介屋ぼんぷ

7
「いやローマ史を知れば知るほど、その歴史は失敗と挫折の連続であったとさえ言えます。ただ、彼らが同時代の他の民族と違ったのは、みずからの失敗を認めたときにも改革を行う勇気を失わなかったところです。」2022/12/25

中島直人

6
あまり日本は見えませんでしたが、ローマの人については、活き活きと動き出すような感覚で読むことが出来て楽しい。2023/06/25

さきん

4
カエサルはすばらしいと思うが素晴らしいゆえに独裁化したのも事実。独裁は悪いとは思わないが、独裁をやめられなくなる体制を築いたのはよくないと思う。2015/07/11

ぼけみあん@ARIA6人娘さんが好き

3
02年発売の『痛快!ローマ学』の改題改訂版。当時は『ローマ人の物語』執筆中だったはずだが、それもあってか帝政ローマの初期までを概観。日本との関係については最終章で論じる。中々読み応えがあって面白い。『ローマ人の物語』を読んだ人には復習になるし、まだの人には入門ないしは手引きになる。私自身もまだカエサル出現前までしか読んでいないが、王政と共和制部分に関しては復習になるし、これから読む帝政部分の見通しがついた。なお、本書での改訂は殆どなく、前著を持っている人はわざわざ買う必要はないそうだ。2010/03/10

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