新風舎文庫
島田事件

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  • サイズ 文庫判/ページ数 302p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784797496543
  • NDC分類 326.23
  • Cコード C0195

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

フジイシンイチロウ

3
日本の司法や裁判が実に問題だらけで、それは裁判員制度が導入された現在も未解消ということがよく分かる。冤罪は現在も起こり得るし、恣意的に可能なのではないかとすら感じます。一方で真犯人を決して許してはならないと強く思う。数十年逃げのびている極悪非道のペドフェリアにはある種の天罰を期待したい。冤罪が本当に罪深いのは、無罪の人間を恐怖絶望に貶めてるだけでなく、真犯人逃亡を助けてしまっている点も大きいと思う。そこに恣意があるとすれば犯人は権力者の親族や関係者か?司法も権力に支配されている現在、疑わざるを得ない。2021/04/22

mj

2
戦後(「あの」戦争あと)四大冤罪事件の一つだそうな。捜査官憲の捏造体質もさることながら、裁判官の石頭ぶりにげんなりさせられます。いや、警察、検察、判事、みんなグルなのか?っていうのは穿ちすぎかな。2015/02/15

Ikuto Nagura

2
「ケイサツ官の人タチが私に言イマシタノデス。赤堀にハッキリト言うが実は久子チャンをコロシタ本物の真犯人の男をつかまえるために、ワレワレはみんなと一緒に四方八方とクマナク手わけをして一生懸命にサガシニハイッタガ犯人の男の人のイドコロガ全然ワカラナイノデトテモコマッテイルノダヨ。真犯人の男をサガシニイクノガメンドクサイノダヨ。ダレガ犯人の人かはわれわれにはわからないのだよ。キメテが無いのダヨ。赤堀がわれわれの言うことをきいてくれよ」面倒くさいから嘘の自白を強いる警察と、盲目的に死刑判決をする司法。氷山の一角…2014/10/25

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