新風舎文庫
トトの世界―最後の野生児

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 324p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784797492859
  • NDC分類 912.7
  • Cコード C0174

内容説明

一九九九年、週刊「漫画アクション」にて連載、その斬新なストーリーで人気を博したさそうあきらの話題作を新進気鋭の脚本家、大森寿美男が果敢にもドラマ化に挑戦。心に傷を抱える少女・真琴が、言葉を話せない野生の少年・トトに出会う。少年は真琴から言葉を教わり、真琴は少年から忘れていた大切なものをもらい、そして、自分を取り戻してゆく…。現代を生きる人にコミュニケーションの原点、そして言葉の持つ意味を深く問いかける珠玉の物語。第19回向田邦子賞、第38回ギャラクシー賞大賞W受賞作品。解説は原作のさそうあきら。

著者等紹介

大森寿美男[オオモリスミオ]
1967年、神奈川県生まれ。演劇活動を経て98年映画『お墓がない!』で脚本家デビュー。2000年『泥棒家族』と『トトの世界~最後の野生児~』で、第19回向田邦子賞を史上最年少の33歳で受賞。他に、『長良川巡礼』『君を見上げて』『強行犯捜査第七係』など多くの脚本を手がける。『39―刑法三十九条―』『黒い家』『命』など、映画でも活躍。2003年NHK朝の連続テレビ小説『てるてる家族』を執筆、今最も注目を集める脚本家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。