内容説明
「障害は不自由ではあるが決して不幸ではない。たとえ目が見えなくても明るく楽しい人生を送ることができる。」―自らの体験から一視覚障害者が語る明るく楽しい人生の記録。
目次
第1章 生きる(二一世紀に向かって!―ヘレン・ケラーの自伝を読んで思うこと;びく石牧場の思い出―盲ろう者との出会いの中で;ピアノのようにそっと優しく―出会い、ふれあい、指点字 ほか)
第2章 与えられた喜び、平安、生きる意味(詩 神様あのね…;証 洗礼式を前にして;証 与えられた喜び、平安、生きる意味 ほか)
第3章 白い杖の二人旅(白い杖の二人旅―北海道中手探り紀行;赤ちょうちん;初めて父になった日―真君誕生物語 ほか)
著者等紹介
菊池一郎[キクチイチロウ]
1969年、静岡県熱海市出身。1990年、筑波大学附属盲学校を卒業。1996年、熱海市内ではり・マッサージ〈イチロー治療院〉を開業。仕事のかたわら点字雑誌にエッセイ、旅行記などを寄稿。2002年、『点字毎日』文芸コンクールエッセイ部門最優秀賞を受賞。全盲の妻との新婚旅行の模様をつづった『白い杖の二旅人―北海道中手探り紀行』が一部で話題となる
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