計算文学入門―Thomas Mannのイロニーはファジィ推論といえるのか?

計算文学入門―Thomas Mannのイロニーはファジィ推論といえるのか?

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  • サイズ A5判/ページ数 191p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784797462654
  • NDC分類 801.5
  • Cコード C0037

内容説明

『魔の山』をファジィ理論で読み解くとどうなる?文学をシナジーという新たな射程に捉え直した意欲作。

目次

1 論理文法の基礎(方向性;量化の内容;修飾語‐形容詞;文脈の情報)
2 やさしい曖昧な数学(「魔の山」をマージする;ファジィ集合;ファジィ論理;曖昧な数字;ファジィコントロール;分析例―「魔の山」より)

著者等紹介

花村嘉英[ハナムラヨシヒサ]
1961年生まれ、東京都目黒区出身。立教大学大学院卒(ドイツ語学専攻)。1990年代初めにドイツ・チュービンゲン大学博士課程で言語学(意味論)を専攻。帰国後、技術文の翻訳(英語・ドイツ語)に従事する傍ら、計算文学の研究に取り組む。日本翻訳者協会(JAT)会員、文理シナジー学会正会員。埼玉県所沢市在住
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