古代蓮―大賀ハスと行田ハス

古代蓮―大賀ハスと行田ハス

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 205p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784797461787
  • NDC分類 479.71
  • Cコード C3040

内容説明

行田ハスは古代蓮ではない。古代ハス研究史をたどり、行田ハスの虚偽をあばく。戦後、大賀一郎によって開花して、二千年ハスとして一躍日本中に知られるようになった大賀ハス。大賀一郎没後は、その真偽をめぐって、植物学界において激しい論争が繰り広げられた。一方、否定派の論客の一人であった豊田清修が、これこそ間違いなく古代ハスと主張した行田ハス。放射線で消えたという年代測定の過誤を衝く。

目次

序章 古代ハスの里
第1章 プランテンハス(満州のすみれ;プランテンハス ほか)
第2章 大賀ハス(滑川ハス;検見川ハス ほか)
第3章 大賀ハス論争(新聞の功罪;大賀ハス論争 ほか)
第4章 行田ハス(ゴミ焼却場にハスの花が咲いた;土器と年代鑑定 ほか)

著者等紹介

中谷俊雄[ナカタニトシオ]
1940年東京都生れ。ナチュラリスト。埼玉県生態系保護協会会員、埼玉県立自然史博物館友の会会員、日本野鳥の会会員、水元自然観察クラブ会員、宮沢賢治研究会会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。