新風舎文庫<br> 不思議な不思議なベトナムワールド―ベトナム人と日本人の三十の小さな物語

  • ポイントキャンペーン

新風舎文庫
不思議な不思議なベトナムワールド―ベトナム人と日本人の三十の小さな物語

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A6判/ページ数 265p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784797426229
  • NDC分類 292.31
  • Cコード C0095

内容説明

盗んだ吸入器を買い取れという泥棒からの電話、路地裏で繰り広げられるアル中とヤク中の滑稽な討論、初めての日帰り旅行に、家族一同がぞろぞろとくっついてくるベトナム風デート、ベトナム娘を買いに来る台湾人のお見合いツアー。日本人観光客でにぎわうベトナム・ホーチミン市。そこに暮らす日本人は、ベトナム人との、生活習慣や考え方にとまどい、腹を立て、そして時には心をなごませる。そんな日本人とベトナム人との日常の交流を描いた小さな物語集。観光旅行では見聞できない不思議なベトナム世界へようこそ。

目次

泥棒からの電話
アル中とヤク中の宴
悪魔の言葉
露店狩り
遠い未来の国
宝くじ売りの少女
ベトナム青年の夢
故郷の地図
売られて行く娘たち
犬の時間感覚〔ほか〕

著者等紹介

古林邦和[フルバヤシクニカズ]
鳥取県倉吉市生まれ。広島で学生生活を送った後、北海道に渡り公立高校で英語教諭。現在はサイゴン社会科学人文大学の日本語講師をしながら、ベトナムの短編を月に1編ずつ「cafe HIROBA」で掲載中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちゃーびん

6
再読。サイゴン在住の日本人を中心にその日常を描いた短編集。最初に読んだ時より良い印象。初回は出版当初の2003年くらいだと思うが、今ではずいぶん変わってしまった2000年頃のホーチミン市と当時在住の日本人やベトナム人の日常が描かれていている。記録として残しづらい感覚などが文字を通して蘇り懐かしい。 作者では無いかなり知識のある情報提供者によると思われるよく調べられた素敵な話もあるが中、面白おかしくしようとして無理矢理盛っているようなものもあり、全体が雑な感じになってしまっているのは残念。 ★★☆☆☆2022/09/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2354586
  • ご注意事項